糖質制限ってどうなの？
最近の低糖質ブームの流れを受けて、カレーの他無印からは糖質１０g以下のお菓子シリーズも販売されていますね。皆さんの中にも糖質制限をしている人、たくさんいるのではないでしょうか？ 元々糖尿病の人などの食事療法として生まれたものですが、ダイエットに効果的ということで注目され、病気でない人も糖質制限を取り入れるようになりました。確かに低糖質の食事をすることにより短期的に体重が落ちやすくなるので、効果を実感した人はもっと痩せたいという思いからどんどんハマってしまいやすいのです。
実際低糖質の食事をすることで、体重が落ちたり、糖尿病の症状が改善されたり、善玉コレステロール値が上昇したり、中性脂肪が下がったりするのですが、その反面健康な人が長期的に過度な糖質制限をすると、動脈硬化や脳梗塞のリスクが上ったり、筋肉量が減少してしまったり、肌が荒れたり、脳に十分なブドウ糖が供給されないせいで集中力ややる気が低下したりしてしまいます。
過度な低糖質食に頼りすぎず、栄養バランスを考えて食べ物を選びたいですね。
大切なのは血糖値スパイクを抑えること
先述した通り、過度な糖質制限でダイエットしようとするのは危険です。その代わり血糖値スパイクを抑えることにより太りにくい体を作ることができます。血糖値スパイクとは、食後短時間で急激に血糖値が上昇し、また正常値に戻る血糖値の乱高下のことを言いますが、糖尿病でない人も血糖値スパイクがあると、将来的に糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などになるリスクが高まったり、老けやすくなったり、太りやすくなったり、集中力が低下したりしてしまいます。
参考：
http://www.t-pec.co.jp/health-news/2018/10.html
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