幼児体育のプロフェッショナルが教える「おうちの中で、ゲーム感覚で体を使える遊び」

家族・人間関係

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 幼児体育のプロフェッショナルが教える「おうちの中で、ゲーム感覚で体を使える遊び」

2020.05.13

自粛生活中のお子さんの運動不足を心配するママたちのために、幼児体育のプロフェッショナルであるジョージコーチが教える「おうちで簡単にできるトレーニング」をご紹介しています。
前回は、「おうちで遊びながら体幹トレーニング」をご紹介しましたが、第2回目となる今回は、「ゲーム感覚で体を使える遊び」を教えていただきました。

第1回目:おうちで遊びながら体幹トレーニング

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楽しいから走りまわり、何度でもやりたがる!

「運動不足解消のため運動して!」と言っても、子どもってなかなか動いてくれないんですよね。それが「遊び」となると突然やる気を見せてくれるから不思議です。1日数分、遊びながら体を動かすことで運動不足解消になりますよ!

――遊びながら体を動かすことのメリットを教えてください。

楽しいことは長続きしますが、つまらないことや興味が湧かなければ続きません。
特に幼少期は、運動や体を動かすことに対し理屈で理解して動くのではなく、楽しいから走りまわり、何度でもやりたいから動き続けると思います。

つまり、遊びと同じように何度でもやりたくなる時間のほうが運動量も確保でき、気持ちも前向きに取り組めるのでより身になる時間になると考えています。

――子どもをやる気にする運動とはどんなものですか?

年代や性別、育ちの環境で個々の興味が違い一概に当てはまるかは難しいですが、3歳くらいから小学生までの子どもが集中して何度でも行える運動が【変形ダッシュ】です。

この運動は集中力と反応能力、俊敏性を向上させることを目的に行っていて、10m~15mくらいの距離を様々な姿勢から全力で走ります。スタートの集中した雰囲気から一直線で真剣に走る表情は幅広い年代で共通に見ることが出来ます。

おうちの中で、ゲーム感覚で体を使える遊び

おうちの中で、ゲーム感覚で体を動かせる遊びをご紹介します。今回も、年齢別に内容が変わるので、画像を参考に試してみてくださいね。

今回紹介するゲーム感覚のトレーニングでは、全身運動による下半身の踏ん張りや体幹が鍛えられます。未就学の運動では、逃げ回っているブタさんを捕まえることでさらに楽しめます。小学生用は左右の足で交互に行ったり、うつ伏せで行ったりすることで難易度やバリエーションを変えることができるそうですよ。

「ブタさんとコックさん」ゲーム(未就学児向け)

ゲーム:ブタさんとコックさん

①一人がブタさん役、一人がコックさん役 それぞれ決めます。
②ブタさんは四つん這い、コックさんはお腹に手をまわし持つ。
③合図で引っ張り合う。(20秒前後)

ブタさんは捕まってしまったら食べられてしまいます!
親子でやるときは子どもがブタさん役の場合、捕まえたあとに「食べるフリ」をしてこしょぐるなどすると盛り上がりそうですよ。

「おおきなカブ」ゲーム(小学生向け)

ゲーム:大きなカブ

①一人が仰向けで座り手を後ろにつき片足を上げる。(カブ役)
②もう一人は相手の足首を両手でしっかりと持つ。(百姓)
③合図で引っ張り合う。(20秒前後)

こちらもやはり抜けたら食べられてしまう!というルールにすると、もり上がりますね。

このゲームは一見簡単に見えますが、侮ることなかれ!
親子で熱中すると汗がでてきます。自粛生活中、パパとママも同じように運動不足になっているので、一緒に楽しんでみてください。とても良い運動になりますよ!

教えてくれたのは

出典:s-goldenage.jp

湘南GoldenAgeアカデミー ジョージコーチ
1歳~小学生までを対象とした7つの基礎運動能力を向上させるスポーツ塾のヘッドコーチ。
他にも、おうちでできるトレーニングをインスタグラムで発信中!

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

山田かほり

山田かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。

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