ペットにミネラルウォーターをあげていませんか?その行動が寿命を縮める結果に…犬や猫にやってはいけないこと

家族・人間関係

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 ペットにミネラルウォーターをあげていませんか?その行動が寿命を縮める結果に…犬や猫にやってはいけないこと

2020.10.13

ペットを飼っているご家庭では、ペットは家族同然。
私自身、犬や猫を家族の一員として飼うようにしていますが、それでも人間とは違います。
大切にするあまり人間と同じように扱い、実は知らないうちにペットの寿命を縮めるようなことをしてしまっている飼い主も多いです。

今回はペットケアアドバイザーの視点から、意外とやりがちなペットにやってはいけないことをお話ししていきます。

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ペットにやってはいけないこと1:ミネラルウォーターをあげる

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動物の健康に気を使って、水道水ではなく市販のミネラルウォーターをあげている飼い主さんも多いかもしれませんね。

でも犬や猫にとって水の硬度はとても重要で、硬度の高いミネラルウォーターを飲み続けると尿結石症の原因となってしまうこともあります。

絶対にNGというわけではありませんが、ミネラルウォーターは避ける方が無難と言えるでしょう。日本の水道水はとても清潔で衛生面でも安心なので、ペットに与えるものは水道水でも充分です。
それでも水道水に抵抗がある場合は、市販されているペット用のお水を与えるようにしましょう。

ペットにやってはいけないこと2:キシリトール入り歯磨き粉を使う

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人間の歯磨きには有効なキシリトールですが、犬や猫にとってキシリトールはいいものではありません。
犬や猫のキシリトール中毒は、低血糖と急性肝不全を起こして死に至ることもあります。

犬や猫にも歯磨きは必要ですが、それぞれ専用の歯磨き粉や歯磨きシートが市販されています。
たった1gのキシリトール摂取でも、回復する場合もあれば死んでしまうケースもあるので、ペットの歯磨きに人間と同じ歯磨き粉を使うのは絶対にやめましょう。
また、歯磨き粉だけではなく人間用のキシリトールガムの誤食にも注意が必要です。

ペットにやってはいけないこと3:骨つきで鶏肉を与える

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鶏肉は低カロリー・高タンパクで良質な脂質やナトリウムなどの栄養も含まれており、ペットフードなどでもよく使われる食材です。
家庭でもしっかりと加熱調理して、アレルギーを起こさないように少量ずつであれば与えても良いと言われています。

しかし、骨つきであげてしまうと誤って骨を飲み込んで窒息してしまったり、噛み砕いた骨の破片が喉や内臓に刺さってしまう危険もあります。
運良く喉に詰まったり刺さったりせずに飲み込めたとしても、消化できずに腸に詰まり腸閉塞を引き起こしてしまう可能性もあります。

骨を与えることは絶対にNGというわけではありませんが、調理法などには充分な注意が必要で家庭では難しいことも多いと思います。
骨を与えたい場合は無理をせずに、安全面を考えて作られている市販のものを与えることをお勧めします。

ペットを可愛がり人間のように接してあげることは、個人的にはとても素晴らしいことだと思っています。
しかし、それでも私たち人間と犬や猫とでは体のつくりはまったく違います。
何が必要な栄養素で何がよくないのかを私たち人間がしっかり考えて、ペットとの暮らしを楽しんでいきましょう。

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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