孤立感が複雑な人間関係を招きがち?子どもが乳幼児期だった頃を振り返りコロナ禍の"今"気をつけたいこと

家族・人間関係

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 孤立感が複雑な人間関係を招きがち?子どもが乳幼児期だった頃を振り返りコロナ禍の"今"気をつけたいこと

2020.12.20

みんな気になる?ママ友問題…真の友か?ライバルか?学生時代や社会人になってからの友達とは違う、「ママ友問題」。現在50代、一男一女の母でもある筆者が、「プレママ・乳幼児期」から「高校生ママ」まで振り返って、たっぷり濃厚に掘り下げ、語ります。「うんうん、そうそう!」「え~~っ?違うなぁ!」さまざまなご意見の方もおいででしょうが…ちょこっと頭の片隅にインプットしておけば、もしもの時のトラブル回避やベストフレンドを見つけるための秘訣が潜んでいるかも?今回は、乳幼児期編。コロナ禍で孤立感・孤独感を深めている人にもぜひ読んでほしい!

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出会いはプレママ講座や保育園・幼稚園の開放日

長くママ友付き合いが続いている人に話を聞くと、ママ友との最初の出会いは、プレママ対象の講座や出産直後の育児教室、幼稚園や保育園の開放日などが多いようで、乳幼児ママのときにアクティブに行動していた人であることに気が付きます。逆に、育休後すぐにフルタイムで職場復帰を果たしたワーママは、保育園の行事などで知り合うことがほとんどで、関係性も最初は「友」というよりも「知り合い」どまり。ママ友と「どっぷり」仲良くするか、または「あっさり」と付き合うか…どちらの方が子育てに有益か?そして、ママ友は「真の友」になりうるか?

それでは年代を追いながら、ママ友とのお付き合いについてお話ししましょう。

ママ友という言葉が一般に認知されるようになったのは、25年ほど前のことだと聞きました。子どもを交えての関係以外に、ランチに行ったり噂のお店にお買い物に行くなど、主にグループでのお付き合いが多いようですが、「友」とはいうものの、実は子どもを取り巻く環境(園や学校)を共有しているのみで、心理的なつながりは薄いと言わざるを得ません。幼なじみや学生時代、職場の同僚とは、何らかの共通の話題があったり、価値観が似ていたりして、お互いの「居心地」を重視して友だちを選ぶことができます。

例えば学生時代のクラスの中では、どのクラスでも優等生グループやおしゃれチーム、体育会系などといくつかのグループに分かれてはいませんでしたか?毎日環境を共有する中で、それぞれが話題や人との距離の取り方が合致する、居心地の良い人たちと過ごしていたと思います。

永遠のテーマ?ママ友は「友」か否か?

ところが、ママ友となると、もちろん毎日一緒にいるわけではないし、お互いが「私、バスケットで全国大会に行ったの」「アニメ好きで夢は声優でした」「実はギャルでした」なんて自己紹介をし合うチャンスもなく、ただ「子どもの年齢が同じ(近い)」ことだけが共通項で知り合ってしまうので、「話しかけてはみたけどペースが合わない」とか「どうも話題が…」などの違和感があるのは、当然です。

今まで、遊んだことも話したこともないタイプの人と、子どもの年齢や家が近いだけで友だちになることなんて不可能…そう、「アニメ好き」と「ギャル」が仲良くなれるはずはないのです。それでも、同じマンションで子どもたちが同じクラス、となれば付き合わないわけにはいきませんよね。

ママ友出典:stock.adobe.com

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著者

みやむらけいこ

みやむらけいこ

ライター歴20年。「あなたに逢いに行きます」取材ではなく出会い、インタビューではなく会話。わかりやすい言葉で丁寧に「ひと」を伝えます。好きなものは、サーフィンと歌舞伎、主食はチョコレート。#人生はチョコレート

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