ごはん作りに悩む時間を大幅削減!最短で食事を作るための”1分で書ける”「朝ごはんノート」の作り方

家のこと

 最短で食事を作るための”1分で書ける”「朝ごはんノート」の作り方

2021.07.26

食事を作るときには「何を作ろう」から始まり、消費期限が近いものを使うことやそれに合ったおかずなどを組み合わせるなど、考えることがいっぱい。でもそんな考える時間も、1冊のノートを使えば時短できるかもしれません。 今回は、ごはん作りに悩む時間を大幅削減するための、「朝ごはんノート」の作り方をご紹介!『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さんにごはん作りがラクになる方法を伺いました。 朝食メニューだけではなく、夕食メニューやランチなどにも使えます。

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レストランのメニューのように「選ぶだけ」なら最短でごはんが作れる

迷わずに用意できるようになった朝食

本私たちは家事をするとき、いつも何かを考えています。たとえば朝食を作るとき。
冷蔵庫の中身をぼんやりと見て、納豆にしようか卵焼きにしようか考えて、そういえばパンの消費期限が近いからやはりそちらにしようか迷い、今度はパンに合わせるおかずについて考えをめぐらし……。こうした経験はありませんか。

忙しい朝でも、最短でごはんを作るためにおすすめしたいのが、さまざまな観点から、レパートリーをメモしておくことです。
朝食作りをするそのときではなく、事前に考える時間を作っておくだけで、明日からのごはん作りがどんどん楽になっていきますよ。
余っているノートを使って「朝ごはんノート」を作ってみませんか。用意するのは、小さめのノートを一冊。使いやすい順番に並び替えたりするのが好きな方は、ふせんも合わせて用意してください。

レパートリーは5個ずつを目安に考えていこう

小さめのノートを一冊用意する

レパートリーを考えていく際に、事前に考える時間を長く取りすぎてしまうのは本末転倒です。短い時間でさくっと考えて、思いついたときにレパートリーを書き足していくようにしましょう。そのためにおすすめしたいのがメニューは「5個ずつ」というゴールを作っておくこと。

たとえば「たまご料理のレパートリーを書き出してください」と言われるより、「たまご料理のレパートリーを5個書いてください」と言われたほうがカンタンに感じられませんか。
もちろん、5個以上思いついたら書いても構いません。

考えておきたいレパートリーのいろいろ

それでは、実際にレパートリーを考えていきましょう。
なにを書けばいいのか、その一例を紹介していきます。

  • たまご料理のレパートリー
  • ご飯のおとものレパートリー
  • 味噌汁の具のレパートリー
  • おにぎりの具のレパートリー
  • 市販のパンのレパートリー
  • お茶漬けちょい足しのレパートリー
  • のっけトーストのレパートリー
  • ホイル焼きのレパートリー

こうしたテーマに沿って、見開き1ページあたり1テーマで書いてみてくださいね。

実例(1) 味噌汁の具のレパートリー

それでは、味噌汁の具のレパートリーを書いてみます。

  1. 豆腐とわかめ
  2. 豆腐となめこ
  3. 卵とニラ
  4. 落とし卵ときのこ
  5. 油揚げと人参と大根

この5つを書き出すのにかかった時間は、たったの1分です。10個だと思いつくのに少し時間がかかりますが、5個ならさくさく書けますよ。

実例(2) 卵料理のレパートリー

次は、卵料理のレパートリーを書いていきます。

  1. ハムエッグ(洋)
  2. ベーコンエッグ(洋)
  3. スクランブルエッグ(洋)
  4. 信田卵(和)
  5. 甘めの厚焼き玉子(和)
  6. 薄焼き玉子のソースがけ(和)
  7. チーズ豆腐玉子(洋)(和)
  8. オムレツ(洋)
  9. 卵かけごはん(和)
  10. 目玉焼き丼(和)

和風や洋風を書いておいてもいいですね。ごはん作りに悩んだときにより選びやすくなります。

ノートのイメージ
情報が混ざるのがきらいな人は、ふせんに書いて、たとえば左ページに洋風おかず、右ページに和風おかずといったように分けると見やすくなりますよ。

このように、朝ごはんのレパートリーを1テーマごとにノートにまとめておくと、自分だけのメニューブックができます。ここから選ぶだけで、かんたんに朝食メニューが決まるようになりますよ。

これは朝食メニューだけではなく、夕食メニューやランチなどにも使えます。
お昼に何を作ろうかなと毎回悩むといった方は、麺類のレパートリーやどんぶりのレパートリーなどをノートに書いておくと、悩まず作れて便利ですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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