足首の疲れは「姿勢悪化」につながる!?たった3分“足首セルフストレッチ”

心と体

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 足首の疲れは姿勢悪化を招く!?

2021.08.26

足首が凝ってると感じることはありますか?多くの方が、足首よりも肩や首が凝っていると感じているケースが多いかもしれません。 足首は、自分で「凝っている」「疲れている」と感じていなくても、意外と疲れが溜まりやすい場所。放っておくと脚から骨盤へ…そして肩や首だけでなく、顔面まで大きな歪みを引き起こしかねません。今回は足首の疲れをリセットする、とっても簡単なセルフケアをご紹介します!

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足首の疲れは無自覚なことが多い

不調出典:stock.adobe.com

一日のおわりに、肩が凝ったな~と感じることはよくあるかもしれません。しかし「足首が疲れたな~」と頻繁に感じている人は少ないのではないでしょうか。
足首は本来の疲労蓄積に対して、多くの人がその疲れを実感していないことが多い部位です。

ですが、足首も肩や首と同じく骨と筋肉が関係している部分のため、凝り固まるという状況は当然のごとく発生します。疲れやだるさが無自覚なケースが多いからこそ、足首のねじれや歪みは放置されやすいのです。次の章では、足首に疲れが溜まると起こりやすくなる弊害についてご紹介します。

足首のねじれは骨盤の歪みにもつながる

足首の捩れ出典:stock.adobe.com

足首の疲れやねじれ・歪みを放っておくと、その影響は次第にからだ全体へと広がっていきます。例えば、ぽっこりお腹に悩んでいる、ヒップの大きさや形が気になるという人。そういったタイプの人は、足首の歪みや動きの悪さが体型崩れの原因になっていることもあります。

姿勢悪化出典:stock.adobe.com

また足首の動きが悪くなることで、ふくらはぎの動き、膝の動き、股関節の動き……というように、徐々にからだ全体の動きにも影響していきます。各関節の動きに滑らかさがなくなることで骨盤まで歪むようになり、姿勢の悪化を招いていることもあるのです。

あなたの不調の原因は足首かも

姿勢やぽっこりお腹といった見た目だけでなく、からだの内側に起こっている不調にも足首の疲れが影響しているケースがあります。

身体の不調出典:stock.adobe.com

例えば、頻繁に頭痛がおきるという方。もちろん頭部に原因がある可能性もありますが、足首の動きの悪さや疲れが影響し、全身の血流やリンパの流れが悪くなって頭痛を引き起こしているケースも十分あり得るのです。
このように日常的な足首の疲れ・歪みをリセットせずに放置し続けると、結果的にスタイルの崩れ・体調不良を引き起こす可能性が高くなります。

かんたん足首ストレッチをご紹介

足首の動きをよくし、疲労解消に導くセルフストレッチをご紹介します。
広い場所も道具も必要なく、一人でおこなうことができます。早速、やり方をチェックしてみましょう!

ステップ1

足首回し出典:stock.adobe.com

  1. 椅子座る、もしくは床に足を伸ばして座る。
  2. 片方の足首を、反対足の膝の上にセット。
  3. 足の指と手の指、それぞれ5本とも絡ませて足指を手で軽く握る。
  4. その状態から、足首をゆっくり回す(反対まわしも行う)。

ステップ2

足首ストレッチ出典:stock.adobe.com

  1. 足指を握ったまま、反対の手で足首を固定する。
  2. 足首からつま先を引き離すように、軽く引っ張って*10秒キープする。
  3. これを両方ともおこなう。

※強く引っ張りすぎないよう注意してください。

ポイント

入浴時出典:stock.adobe.com

筆者のおすすめは、夜お風呂で湯船に浸かっているタイミングで今回のストレッチを実践する方法です。入浴中は血流も良くなり、筋肉も柔らかくなっています。
忙しくてストレッチの時間を作れないという方は、お風呂で「ながらストレッチ」を毎日のルーティンに組み込んでみましょう!ステップ1のケアを行うだけでも疲労解消・歪み解消の効果が期待できます。

まとめ

おすすめ出典:stock.adobe.com

鏡の前に立ったとき、ふと自分の体型を観察したとき……スタイルの悪さ、ぽっこりお腹が気になってしまうことがあるかもしれません。そんな時は、いきなり激しいトレーニングや食事制限でダイエットをおこなう前に、足首ストレッチを小まめに実行してみてください。
今回ご紹介したセルフケアは、末端冷え性でお悩みの女性にもおすすめですよ!

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著者

岩本彩

岩本彩

ヨガインストラクター&ライターのパラレルワークで、理想の働き方を模索中。犬とCoffeeが大好きな人。15歳で発症した『パニック障害』、社会人になって発症した『うつ病』の経験から、取材・ヨガレッスンともに「寄り添い」「共感」を大切にしている。元ディズニーキャストであり、ショービズ大好き人間の一面も

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