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年齢やお金が大きな壁に!?アラフォー女性が語る「私が諦めてしまったこと」

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 年齢やお金が大きな壁に!?アラフォー女性が語る「私が諦めてしまったこと」

2021.11.30

みなさんには何か諦めたことはありますか? 私にはあります。今回saitaでは読者のアラフォー女性100人の「諦めたこと」について調査。将来の夢や目標・行きたかった場所などさまざまな”諦めたもの”が返ってきましたので、一部をご紹介します。

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「諦めたことがある」と答えた人は6割

「諦めたことがある」と答えた人は6割

今回saitaが行ったアンケートによると、直近10年間で年齢・お金・時間がないなどの理由から「諦めたことがある」と答えた人は64.5%でした。

将来の夢や目標、行きたかった場所、やりたかったことなど諦めたことは人それぞれですが、6割の人が泣く泣く諦めたことがあるという結果に。
筆者もこの10年に結婚・出産などがあり、目標であった職業を諦めました。
今でも時々「あの夢を諦めてなかったらどうなっていたかな」なんて思ったりもします。

アラフォー読者の「諦めたこと」

では、実際にsaita読者のアラフォー女性はどんなことを諦めてきたのでしょうか。回答の一部をご紹介します。

将来の夢や仕事

将来の夢や仕事出典:www.photo-ac.com

『大好きだった業界の仕事を辞めた』

『アナウンサーになる夢』

理由はそれぞれですが、なりたかった職業や実際に働いていた職業を諦めたという方がとても多い結果に。
筆者自身も結婚を機に、一度働くのを諦めた時期がありました。
女性は特に結婚や出産などで環境が変化しやすいので、仕事を諦めたという人は身近にも多いかもしれませんね。

欲しかったもの

『欲しい宝石を購入しなかった』

『すべてのスキンケアをデパートで購入すること』

アラフォーになるとお金の使い方にも慎重になる方が多いようです。
大きい金額のものはローンを組まなければならなかったり、ローンを組むほどではなくてもそれなりに高額だったりというものにはなかなか手を出しづらいですよね。

子どものこと

子どものこと出典:www.photo-ac.com

『3人目の子どもが欲しかった』

『妊娠と出産』

子どもについて諦めたという方も多く、特に「3人目を産みたかった」という声が多く聞かれました。
筆者の身近にも「私があと5歳若ければもう1人考えた」というママ友はとても多いです。
子どもを授かるにはタイムリミットがありますし、私自身も経験しましたが妊活や不妊治療は精神的にも大変なことが多いので、泣く泣く諦めたという人は意外とたくさんいるのかもしれませんね。

資格取得や習い事

『資格取得』

『運動を習いに通う』

『スポーツジム』

今回のアンケートでいちばん多く聞かれたのが「資格取得を諦めた」という声。
資格といってもさまざまありますが、国家資格の場合は勉強するための費用が高く、また勉強時間も多く必要なものも多いため、仕事や家事育児で忙しい場合には厳しいものもあるようです。

住む場所のこと

『海外移住』

『マイホーム購入』

こちらも諦めた理由はさまざまですが、海外への移住や新築での住宅購入を諦めたという人はとても多かったです。
saita読者の女性の多くは結婚されている方なので、自分自身の考えだけでは動けないという方が多いようですね。

他にも「着物を着る生活」「休日の自由な過ごし方」など、諦めたことは本当にさまざま。
みなさん何かしら諦めたことがあるのですね……。

諦めた理由で多いのは「年齢」と「お金」

諦めた理由で多いのは「年齢」と「お金」出典:www.photo-ac.com

さらに詳しく聞いてみたところ、何事に関しても諦めた理由について多いのが「年齢」と「お金」のことでした。
欲しいものや資格取得、住宅購入に関しても、「ネックとなるのはお金」という方が多いようです。
結婚して家族がいると特に、自分自身のためだけに高額なお金を払うことは躊躇してしまいますよね……。

さらに、将来の夢や子どものことでは「年齢的に諦めた」という声がとても多かったです。
先ほども書いたように妊娠や出産にはタイムリミットがありますし、職業に関しても募集されている年齢が決まっているものもとても多いです。
私自身もちょうど10年前に年齢のことを考えて舞台役者という職業をやめました。本当ならば一生続けていたかったのですが……現実は厳しいですよね。

諦めたことはあっても人生はまだ途中

諦めたことがあっても人生はまだ途中出典:www.photo-ac.com

先ほども書きましたように、筆者自身にも諦めた夢や職業がありました。
でも、だからといって私の人生そこで終わりではありません。
その時に諦めたことがあるからこそ、今の自分がいます。
あの時に諦めたことがなければ、私は今の家族にも出会えていないかもしれませんし、今の仕事もしていないでしょう。
そう考えると「諦める」って悪いことではないですし、むしろ当時の夢を諦めた自分に感謝したいくらいです(笑)。

今回アンケートに答えてくださったみなさんにも諦めたことがありますが、きっと現在は他のことに一生懸命なはず。
諦めたことにとらわれ過ぎずに、今を大切にしていけたらいいですよね。

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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