「フライパン」のハンドルにある“ナゾの穴”の正体「知らなかった…!」「意外と重要だったんだ」

家のこと

2024.11.23

フライパンのハンドルをよく見ると、小さな穴があいています。じつはこれ、とても重要な役割を果たしていることをご存じでしょうか? ここでは、フライパンのハンドルについている“ナゾの穴”の正体についてご紹介します。

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ナゾの穴の正体は?

フライパンのハンドルの裏側には、直径2mmくらいの小さな穴があいています。異なるメーカーのフライパンでも、必ずと言っていいほど見かけるもの。

ニトリの卵焼き用フライパンの穴

わが家で愛用している、ニトリで購入した卵焼き用のフライパンや……。

ニトリの小鍋

ニトリの小鍋にも……。

小さな穴

同じように小さな穴が!

アサヒ軽金属のフライパンの穴

アサヒ軽金属の大きなフライパンにも、横長の穴があいています。

じつはこの穴、ハンドルに溜まった水や空気を逃がすためのもの。正式には「水抜き穴」と言われています。

ハンドル内は空洞になっているため、洗うときに水が入り込むと溜まりっぱしになり劣化の原因に。それを防ぐために、水抜き用の穴があけられているというわけです。

それとは別に、“加熱による圧力を抜く“という重要な役割も。ハンドル内部が膨張して破損を防ぐために、穴から圧力を逃がしています。
ふだんは気にもとめない小さな穴ですが、フライパンを安全に長く使うために欠かせない存在です。

ステンレスのフライパンには穴がない!

ステンレス製など一部のフライパンには、穴があいていないことがあります。わが家のフライパンにも、本体一体型のステンレスタイプには穴があいていませんでした。
そもそも小さな穴は、水と圧力を逃がすためにつけられているもの。ハンドルの中に空洞がない、本体とハンドルが一体になっているフライパンについては、水と圧力を逃がす穴は必要ないんです。

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洗った後は吊るして乾かして

洗った後は吊るして水抜きを

水抜き穴があるフライパンの場合、洗った後になかなか水が抜けきらず、ハンドルからぽたぽたと水が垂れてくることがあります。
その場合は、フライパンを吊るすか、立てて乾かすと水切れがいいです。小さな穴は水が入り込む場合もあるため、洗った後はしっかりと水を抜いて乾かしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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