子どもに正しい知識を伝えるのは大人の義務。子どもたちに伝えたいコンドームの重要性。

家族・人間関係

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 子どもに正しい知識を伝えるのは大人の義務。子どもたちに伝えたいコンドームの重要性。

2024.03.15

「親子で楽しむ性教育」hugME主催のやすこです。 なんとなく手を出しにくい“性教育”。堅苦しく考えずに、まずは性教育というものを知ることから始めませんか?身近に感じていただけるよう、肩肘張らずにお伝えしていけたらと思います。

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使い方、どうやって知りました?

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突然ですが、パパ・ママのみなさんに質問です。

「コンドームの使い方、どうやって知ったか記憶にありますか?」

わたしの場合、コンドームというものの存在を知ったのは小学6年生のとき、実物を見たのは中学1年生のときでした。

当時、クラスで一番性に興味津々な女の子が隣の席だったのですが、なぜかコンドームを持って元気に登校!おそらく、お父さんが隠し持っていたものをこっそり拝借してきたのでしょう。

大人は教えてくれないコンドームの知識

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初めてお目にかかる四角い袋を前に、わたしは“中身はいったいどうなっているんだ?!”という疑問しか浮かばず……。そのときは袋に包まれたコンドームを見ただけだったので、実際にコンドームのお顔を拝見できたのはもう少し先のことだったかと記憶しています。

思い返せば、その後、いつ初めて衣(袋)をまとわぬコンドームの姿を目にしたのか、いつコンドームの装着方法を知ったのかまったく記憶がありません。

友だち同士のエロ話の中で知識を得たのでしょうか……。少なくとも、大人の誰かに教わったわけではないことは確かです。

コンドームは自分を守る大切なもの

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海外のとある国では、中学校の授業に性教育カリキュラムが組まれていて、その中でコンドームの装着方法まで教えてくれると言います。

さらに、「これは恥ずかしいことではなく、むしろとても大切なこと。自分を守るためのものでもある」というメッセージとともにコンドームに関する教育が行われているらしいのです。

「恥ずかしい」は間違っている

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日本ではエッチな話などがコンドームのイロハを知るための主なツール。でも、それらが必ずしも正しい情報であるとは限りません。正しいコンドームの知識が不足したまま性行為に及んでしまえば、性行為はリスクだらけの危険な行為になってしまいます。

コンドームは相手を大切にするために、自分を大切にするために使うもの。そんな大事なことを「伝えるのが恥ずかしいから」という理由で子どもたちに伝えずにいていいのでしょうか。

正しい知識を子どもに伝えることは大人の義務

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子どもたちにもいずれ必ず訪れる性行為の機会。その前に、ぜひ、子どもたちにコンドームの大切さを伝えていきませんか?

わたしは親として、息子たちにはコンドームの大切さをしっかり教えていきたいと考えています。そして、女の子の親であれば、自分自身の大切さと合わせて、コンドームの重要性を伝えていかなければならないと感じてなりません。

<参考サイト>
TBS NEWS DIG(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/47990)
習慣金曜日オンライン(http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2022/03/31/gender164/)

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著者

hugME やすこ

hugME やすこ

hugME -親子でたのしむ性教育- わたしもあなたも。 まるごと愛せるこどもを育む。 hugME主催のふたりのワーママ、ふたりの女の子のママ【みほ】と、ふたりの男の子のママ【やすこ】が、 我が子に性教育を実践しながら、性教育について綴ります。 どうぞよろしくお願い致します。

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