周りにいたら要注意。あなたの幸福度が下がる「避けたい人の特徴5つ」

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 周りにいたら要注意。あなたの幸福度が下がる「避けたい人の特徴5つ」

2024.04.17

幸せな状態でいるためには、まわりの人の影響も大きいもの。もし今、幸せでないと感じるなら、あなたの幸福度を下げる人が近くにいるのが原因かもしれません。心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんに「避けたい人の特徴」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

マインドトレーナー 田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。著書に『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』(KADOKAWA)がある。

あなたの幸福度が下がる「避けたい人の5つの特徴」

毎日あなたと話をする人が「未来の楽しいことばかり話す人」と「未来への不安ばかり話す人」とでは、どちらががあなたの幸福度を下げると思いますか?

私たちは、近くにいる人たちから影響を受けやすいもの。どのような人と距離を保てばいいのか、避けたい人の特徴をご紹介します。

1.悲観的な人

1.悲観的な人出典:www.photo-ac.com

「〇〇になったらどうしよう」「また失敗するかもしれない」このように悲観的な見方をする人は、未来にも不安しかありません。
そういった人の近くにいると、なだめることや慰めることにもエネルギーが要るうえに、やがては「本当にそうなったらどうしよう」と引っ張られてしまうことにもなりかねません。

ネガティブな感情は他人に伝わりやすく、周りの人々も悲観的になりやすいことが分かっています。相手から影響を受けそうだと感じたら、自分なりに気持ちを切り替え、相槌だけうって話の内容はスルーしておきましょう。

2.批判が多い人

批判する人出典:stock.adobe.com

他人の行動を肯定的に見ることができない人たちは、一定数存在します。他人の選択や行動に対して否定的なコメントをする人と一緒にいて、嫌な気持ちになったことはありませんか?

また、批判の言葉を発する本人が一番ダメージを受けているのです。批判は自尊心を低下させ、ストレスを増加させることが脳の研究でもわかっています。
批判=“自分へのダメージが一番大きい”という事実を思い出してあげてください。

3.エネルギーヴァンパイア

エネルギーヴァンパイア出典:stock.adobe.com

「〇〇さんと一緒に過ごすと、ぐったり疲れてしまう……。」その人はもしかすると、エネルギーヴァンパイアかもしれません。

エネルギーヴァンパイアとは、“自分に注目や愛情を与えてほしい”というマインドが強く、精神的エネルギーを吸い取り、感情的にも枯渇させる人を指します。

このような人たちは、注目や愛情を与えてもらうのが目的。常に他人に同情や助けを求め、負い目や罪悪感を抱かせるような言い方で、自分の問題を話題の中心にして他人の時間やエネルギーを使おうとします。

「私ばかり〇〇している」「いつもお願いごとばかりされる」という相手には、はっきりと「NO」と言えるようにしましょう。

4.嫉妬深い人

嫉妬深い人出典:stock.adobe.com

他人の成功や幸せを素直に喜べず、嫉妬している人はいませんか?

嫉妬の裏には劣等感が隠れています。つまり、自分を理解せず、他人に嫉妬することで物事をやり過ごす思考パターンをもっている人なので、人生がうまくいきません。

そういった人と一緒に過ごすと信頼感が築けませんし、あなたの成功も喜んでもらえないということ。やがては、自分自身にも影響を受けることになります。

5.境界を守らない人

5.境界を守らない人出典:www.photo-ac.com

“境界を守らない人”とは、プライバシーを尊重しない人のことです。他人の個人的なスペースや境界を無視する傾向があり、具体的には下記のような行為が当てはまります。

  • 無許可で他人の持ち物を触る
  • 個人情報や秘密を許可なく他人に漏らす
  • SNS上で、私生活に関する情報や写真を勝手に公開する
  • 過度に詮索してくる

最近は特に、プライバシーが重要視されています。こういった人が近くにいると、振り回されてイライラすることが増え、幸福度が下がります。はっきりとしたコミュニケーションで、自分自身でプライバシーを守っていくことが大切です。

自分の幸福度は自分自身で守る出典:www.photo-ac.com

自分の幸福度は、あなた自身が守れるものでもあります。
育った環境はみんな違うので、自分とは価値観が合わない人がいるのは当たり前。どのような人と関わるのかを選択しながら心地よい毎日を楽しんで、幸福度を高めてあげましょう。

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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