“シンクを食器洗剤でこする”はNG。「シンクにできたカビ」にやってはいけない3つのこと

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 “シンクを食器洗剤でこする”はNG。「シンクにできたカビ」にやってはいけない3つのこと

2024.02.12

シンクの掃除をさぼると、あっという間に発生する「黒カビ」。お手入れ方法を間違うと、さらに繁殖するかもしれません……。ここでは、シンクにできた黒カビの「NG掃除」をご紹介します。

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スポンジで水拭きする

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黒カビは湿度を好むため、水拭きによって水分を与えるのはNGです。余計にカビが増殖し、黒カビが悪化する場合もあります。
水で濡らしたスポンジやぞうきんなどでこすり、一時的にカビが消えたとしても、根本的な対策にはなりません。
深く根を張るため、表面を取り除いたとしても、同じ場所に再び発生します。

食器洗剤でこする

洗剤出典:stock.adobe.com

洗剤を使ってカビを落とすのなら、食器用の洗剤を使うのが手っ取り早く感じます。
しかし、名前の通り食器洗剤は汚れた皿を洗うのが本来の使い方。カビを落とすのには向きませんし、用途外の目的で使用するのは避けた方が無難です。
食器洗剤でこすり落としてもカビを根元から予防することができず、洗剤カスが残るとカビが繁殖しやすくなる恐れもあります。

メラミンスポンジで削り落とす

メラミンスポンジ出典:stock.adobe.com

カビが乾燥すると、スポンジでこすっても落ちない頑固な汚れに変化します。
だからといって、無理やり削り落とすのはNGです。
メラミンスポンジを使えば簡単に落ちますが、シンクのコーティングやツヤも剥がれてしまいます。一時的にはきれいになっても、結果的にシンクは劣化。
表面が削り取られザラザラになると、カビや汚れが発生しやすくなり、シンク自体が傷んでしまいます。

シンクの黒カビはこまめな掃除で撃退

キッチン出典:stock.adobe.com

見た目が不快なだけでなく、健康も害する恐れのある黒カビは、こまめなお手入れで予防できます。
もし黒カビを見つけたときは、専用のカビとり剤を使い、深く根を張った頑固なカビを徹底的に落としましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除の知識と技術を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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