モノが多いとその分管理する手間と時間が必要
部屋にモノが多いと、モノの分だけ管理する手間と時間が必要になります。まずは、管理する手間と時間が自分自身の暮らしを圧迫していないか? 一度自分自身に問いかけてみてください。部屋の中を見渡して、自分にとって本当に必要なモノ、大切なモノがどれだけあるか? 確認しながら、部屋を片付けてみませんか?
限りある時間とエネルギーをさほど大切ではないモノの管理に費やすのは、とてももったいないことではないでしょうか。モノと自分の関係を見つめなおして、モノと向き合ってみましょう。
モノ=情報量
モノは視覚的に情報として目に映り込み、知らず知らずのうちに暮らしそのものに圧迫感を与えます。スッキリと整ったホテルやカフェに身を置くと、とても心地よくリラックスできるのは、モノが最小限で情報量が少ないから。
モノ=情報量と捉えて部屋を見渡してみると、ご自身が思っている以上に情報量が多いことに気づかされるかもしれません。
モノを減らすステップ
1.使っているモノと使っていないモノに分ける
まずはモノを、現在使っているモノと使っていないモノに分けていきます。1年以上使っていないモノは、使っていないモノに分類します。捨てることは考えず、シンプルに使っているかいないかでモノを分けていきましょう。
2.使っていないモノは大切なモノか?しっかりと向き合ってみよう
使っていないモノは、自分自身にとって改めて「大切なモノ? 必要なモノ?」としっかりと向き合いましょう。主語を私にして、「私が好きなモノか? 私が大切にしたいモノか? 私が必要としているモノか?」大切なのは自分自身がそのモノをどう扱っているかです。
みんなが持っているから、流行っているから、頂いたモノだから……といった他人軸で持っているモノではなく、私自身が好きだから、大切だからといった自分軸でモノを持つように意識しましょう。
3.使っているモノも向き合ってみよう
使っているモノも改めて向き合ってみましょう。用途が同じもので何個もあるモノはありませんか? 日々の暮らしの中ではなかなか気づけないですが、改めて向き合うことで、当たり前のように所有しているモノの中に、なくても困らないモノが潜んでいることも。一度モノと向き合う視点をフラットにして、シンプルに丁寧にモノと向き合っていきましょう。
モノを減らす3つのステップをご紹介しました。モノと向き合うことは、自分自身と向き合うこと。シンプルに丁寧にモノと向き合う時間は、ご自身の大切にしたい価値観に気づき、自分自身を大切に扱う時間になります。心地いい暮らしを目指してできることから始めてみてください。