味付けはめんつゆでOK「本マグロツナ缶のポキ丼」
エル・マナール「本まぐろ・オリーブオイル漬け缶詰」は、なんと本マグロ(クロマグロ)で造られたツナ缶。それも地中海産の天然本マグロ使用であります。味付けは塩とオリーブオイルだけで、塩分量が極めて少ないのも特徴(1缶160gあたり0.1g)。ということは、後から調味料を足してもしょっぱくなりにくいから、味変しやすいわけ。
そこで、このツナ缶を使ってハワイの名物料理「ポキ丼」を作ってみた。ブロック状になっているツナの肉は大きめにほぐし、皮をむいたアボカドもツナと同じ大ききにカット。揉み海苔を加えてめんつゆで味付けし、丼に入れた酢飯の上に盛りつけ。最後に白炒りごまを散らせば缶成!(完成の意)
【美味しくするポイント】
辛いもの好きならラー油を足してピリ辛に。七味唐辛子もいけます。
パセリが無限に食べられる「ツナとパセリの白和え」
静岡・由比で地元の人たちに愛されているのが由比缶詰所「特選まぐろ」シリーズ。工場に併設された直売所には、このツナ缶を求める買い物客が毎日のようにやって来るのだ。
オリーブ油漬け(画像のもの)と綿実油漬けの2種があるけど、どちらも美味しいので好みで選べばOK。このツナ缶を油ごとボウルにあけ、洗って葉先を摘んだパセリ、水切りした絹ごし豆腐2分の1丁、黒すりごま大さじ1を入れ、塩少々を加えて混ぜれば「ツナとパセリの白和え」の缶成。ビンナガマグロと油のうま味がパセリに染みこんで、特有の苦みや青臭さをほとんど感じなくなる。1束のパセリもあっという間に缶食!(完食の意)
【美味しくするポイント】
作りたてが一番美味しい。作り置きすると水分が出てきますぞ。
型があったらやってみて!「ツナトロの押し寿司」
スペインのツナ缶、ラモン・ペーニャ「特選ツナトロ」はキハダマグロのトロだけを詰めた高級品。脂が乗った身はうま味がとても濃くて、マグロが持っている酸味と甘味の両方が味わえる。こんなツナ缶をギフトにもらったら嬉しいですなァ。
そのリーフ状の身をていねいにはがし、押し寿司の型に詰めた酢飯の上に並べて、押し板でぎゅっと押しつける。最後に紅しょうが、ふりかけをかければ「ツナトロの押し寿司」の缶成!
【美味しくするポイント】
ふりかけはわさび入りがおすすめ。ふりかけを使わず、わさびとしょう油で食べても美味。
今回は個性派ツナ缶を使ったレシピを紹介しました。どのツナ缶も油漬けタイプを選んでいますが、それには理由があります。油もうま味の1種だから、ツナ缶は油漬けタイプがだんぜん美味しいのです。残った油も捨てたりせず、炒め物に使うなどして、ぜひ活用してください。