ムートンブーツって何?
冬の定番「ムートンブーツ」。最近はプチプラもあり、大人も子供も気軽に取り入れられるアイテムとして定評がありますよね!そもそもムートンブーツって何でしょう?
ムートンブーツとは羊の毛皮で作られたブーツのこと。ムートン(Mouton)はフランス語、シープスキン(Sheepskin)は英語で、両方とも羊毛を意味します。優れた特性を持つムートン(シープスキン)は、冬は暖かく、夏は涼しく足元を保つことが可能です。オーストラリアでは1930年代より、農夫達を中心に愛用されてきました。出典:www.oz-made.jp
3歳~18歳は要注意!骨の成長時期
足の骨格形成は3,4歳から始まり、18歳ぐらいで形状が決まります。(女性は少し早い) この間の運動や筋肉の発達状況によってアライメント(骨の配列)が変化する。 いろいろ身体が変化していき、だいたい18歳ぐらいで安定します。出典:www.ashi119.jp
この成長期に、足に負担のかかる靴をはいたり、栄養不足などがあると、骨盤のズレ、左右の足の長さが違う、背骨のゆがみがおこります。もちろん大人にも影響はありますが、成長期のお子さんには特に気を付ける必要があります。
ムートンブーツで足のトラブルはどんなものがあるの?
そのムートンブーツ。類似品も合わせて、ソールや側面が柔らかいものが多く、側面がくの字に変形したりと、型崩れしやすいのが特徴。その結果、ムートンブーツで足を痛めている人が多いのです。
ムートンブーツには、靴底が薄く、内側は土踏まずを支えるアーチがなく、かかとまわりも大きく足を支えていないものが多く存在します。
具体的には、
①靴がゆるくて中で足が滑ることにより、
足の指やつけ根の辺りと靴に摩擦が生じると同時に圧迫されるため、魚の目やタコの原因になる。
②かかとを固定しないため、足の踵にある距骨下関節が内側に回り込み過ぎ、「過回内足」になる。過回内足は膝の変形や腰痛を誘引し、外反母趾・シンスプリント・O脚・足底腱膜炎・変形性の膝関節症などを引き起こす。もともとその傾向がある人は、かかとが安定しない靴を履くことで、さらに悪化します。
③通常足はアーチがあるのですが(上記、図参照)、柔らかすぎる靴や変形した靴では、そのアーチが作りにくいため、足の負担が大きくなり、外反母趾、足関節捻挫の原因となります。
どうしたら良いの?
具体的には以下の3点に気を付けて靴を購入し、
その状態に変化がないか毎月1回チェックしてください。
①古くなり、変形していないか。
②ソールが柔らかすぎないか。
③大きすぎたり、かかとがホールドされていない、靴の中で足が滑らないか。
良くないシューズを履いているからといって、すぐに痛みが出たり症状がでるわけではありません。
骨の成長・形成異常は、数ヵ月後か数年後にトラブルとなって現われてきます。
特にお子さんは、靴の痛みや不調を自分からいうことは少ないので、大人がチェックしてあげてください。
この記事は、以下のサイト等をもとに作りました。
足のバランス加古川・徳山接骨院
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