「白い歯を手に入れよう!」ホワイトニングの最新事情と自宅でできるおすすめのホームケア商品を紹介!

心と体

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2019.05.14

輝く白い歯はみんなの憧れ。歯がきれいだと笑顔にも自信が持てますよね!歯を白くするには、よく知られたホワイトニングの他にも色々な方法があります。違いを理解して、自分に合った方法を選びましょう。

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歯の着色の原因は?ホワイトニングをすれば真っ白な歯になれるの?

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歯の着色には外因性のものと内因性のものがあります。外因性のものには、緑茶、赤ワイン、コーヒー、カレーなど色の濃い飲食物や、たばこのヤニ、虫歯などがあります。内因性のものには、加齢変化によるもの、肺炎やにきびの感染症で使われるテトラサイクリン系の抗生物質を幼児期に長期間服用していた場合や、歯の打撲などが原因で歯の神経が死んでしまった場合などがあげられます。
このように着色の原因は様々で、原因によって治療のアプローチが違います。また、人の本来の歯の白さには個人差があるので、治療後の白さにも個人差があります。

歯を白くする4つの方法

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1.ホワイトニング
漂白剤や薬剤を使って、外因性、内因性の着色を取り除きます。ホワイトニングといっても4つの種類がありますので、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

1)オフィスホワイトニング:歯科医院で短時間で行うホワイトニング。事前に口の中を掃除した後、高濃度の薬剤を塗布し、光を当てて歯を漂白していきます。短時間で効果が実感できますが、ホームホワイトニングより色が戻りやすい欠点があります。

2)ホームホワイトニング:マウスピースを作成し、そこにホワイトニングの薬剤を入れて自宅で装着することでホワイトニング効果を得る方法。薬剤の濃度はオフィスホワイトニングより低く、効果が出るのに時間がかかりますが、効果の持続性があります。

3)デュアルホワイトニング:オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法。2つのホワイトニングを併用することで、より高い効果が得られます。

4)セルフホワイトニング:歯科医師、衛生士のいないサロンで、スタッフから施術方法を説明を受け、自分で作業を行う方法。安価で痛みも出にくいですが、漂白効果のある薬剤は使いませんので表面の汚れしかとれません。

ホワイトニングのデメリット全体として知覚過敏がある人は薬剤でしみる感じが出たりします。特にオフィスの薬剤は過敏な人は痛みが出やすいです。デュアルはオフィスとホーム両方なので知覚過敏の人はより痛みが出やすいかもしれません。

2.P.M.T.C (Professional mechanical tooth cleaning)プロによる機械的歯面清掃
歯ブラシでは取れない歯石、着色、バイオフィルムなどの汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専用の機械と歯面清掃剤を使って取り除きます。

3.ホームケア
歯ブラシ、歯磨き粉、フロスなどを使って、家で行うオーラルケア。詳細は後述します。

4.ラミネートべニア治療
歯の表面を薄く削り、そこにセラミックの板を貼りつける治療法。芸能人やモデルなどがよく受ける治療です。ただし、一度削った歯は元に戻せないので少量とはいえ歯を削らなくてはいけないというデメリットも。

どんな治療が自分向き? 治療を受ける際に気をつけておきたいことは?

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外因性の汚れを取り除くのだけが目的ならば、ホームケア、P.M.T.C、セルフホワイトニングで対処できます。外因性の汚れに加えて内因性の着色がある場合やより白い歯を目指す場合はセルフホワイトニング以外のホワイトニングが適応となりますが、原因によっては白さに限度があり、後戻りすることも多いです。汚れだけでなく軽度のすきっ歯やねじれなどを治したい場合には、ラミネートべニア治療が適応となりますが、少量でも歯の表面を削らなければならないというデメリットがあります。

このように歯を白くするには様々な方法がありますが、治療法に関わらずまず虫歯や歯周病の治療を済ませておくことが大切です。「虫歯は今のところ痛くないからそのままで、とにかくホワイトニングをしてほしい」と言って来院される患者様がいらっしゃいますが、ホワイトニングの薬剤は刺激があるので治療中にしみたり、治療中に虫歯が進行してしまう可能性があります。

まずは虫歯や歯周病を治療し、ホームケア、P.M.T.Cで満足できない場合はホワイトニング、ラミネートべニア治療などを考えるとよいでしょう。オフィスホワイトニングのメインテナンスとして、ホームホワイトニングやホームケアを行うことで効果の持続性が期待できますが、ホワイトニングは永久的なものではないので、着色が気になる場合は定期的に受けることが必要です。

歯科医師、歯科衛生士おすすめのホームケア製品は?

出典:www.gcdental.co.jpルシェロ歯磨きペースト ホワイト

出典:www.supersmile.jpSupersmile

出典:www.apagard.comアパガード リナメル

治療を受けたいが忙しくて時間がなかったり、まだ検討中という方に、おすすめしたいのが、自宅でできるホワイトニング。市販品の中でも、毎日続けることでホワイトニング効果を得られるホームケア製品があります。また、ホワイトニング治療後のメインテナンスにも効果的です。

1.GC ルシェロ歯磨きペースト ホワイト
歯質より柔らかく歯にやさしいLime粒子(清掃剤)で汚れを落とし、薬用成分ポリエチレングリコール(PEG)がたばこのヤニを溶解除去します。
ルシェロ 歯磨きペースト ホワイト

2.Supersmile
ホワイトニング先進国のアメリカを代表する製品。着色を形成するタンパク質の膜を分解する独自成分「カルプロックス」を配合。
supersmile

3.アパガード リナメル
ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトが、傷ついた歯の表面を修復し、歯にミネラルを補給することで、プラークやステインをつきにくくします。
アパガード リナメル

その他のホームケア商品

出典:www.listerine-jp.comリステリン ホワイトニング

出典:www.regenetiss.jpリジェンティス ポリリンホワイトEX

4.リステリン® ホワイトニング
着色を浮かせて落とし、コーティング効果で着色を防ぐマウスウォッシュ。
リステリン ホワイトニング

5.リジェンティス ポリリンホワイトEX
高濃度のオーラルケア用ポリリン酸と、薬用成分ポリエチレングリコール(PEG)で、白く艶やかな歯を目指す液状歯磨きです。
リジェンティス ポリリンホワイトEX

ホワイトニングの方法はたくさんあります。自分にあった方法を見つけて憧れの白い歯を手に入れ、笑顔に自信を持ちたいものですね!

文/澤田史子(歯科医師。ブリティッシュコロンビア大学歯学部勤務後、愛知学院大学 高齢者歯科学 非常勤助教を勤める)

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