【食べる日焼け対策】体の内側からUVケアをする食べ物BEST12!「赤い食材が紫外線に有効!」

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 【食べる日焼け対策】体の内側からUVケアをする食べ物BEST12!「赤い食材が紫外線に有効!」

2019.07.07

紫外線対策と言えば、日焼け止めや美白化粧品によるスキンケアを思い浮かべる人が多いと思います。でもじつは、紫外線対策は、体の内側から行うことも大切。つまり、日々の食事で何を食べるかが、日焼けやシミを予防するうえで重要なんです。そこで、これからの季節、ぜひ食べておきたいおすすめの食材をご紹介。反対に、朝食べると日焼けやシミのリスクを高めてしまう食材もあるので、そちらについても解説します。

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日焼け止め対策には赤い食材が効果を発揮!

日焼けを防ぐ紫外線対策には、トマトやにんじんなど、赤い色をした食材がおすすめ。赤やだいだい色の色素を作る栄養素には、強い抗酸化作用があるものが多いからです。これにより、肌の老化や日焼け、シミなどを防ぐ働きが期待できます。ただ、赤い色をしていても、中にはソラレンを含んでいる食材もあるので、注意も必要。では、具体的にどのような食材を食べればよいのか、ご紹介します。

朝食べると日焼けやシミのリスクを高める食材

食材の中には、ソラレンという物質を含んでいるものもあります。ソラレンは、紫外線に対する感受性を高めるため、摂取した後に紫外線を浴びると、日焼けやシミの原因になることがあリます。
 
ソラレンを含む食材は、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類、セロリやパセリなどのセリ科の野菜のほか、きゅうり、春菊、いちじく、キウイフルーツなど。紫外線対策には、これらの食材は朝ではなく、夜に食べるのがおすすめです。

朝食のおかずやスムージーには、ビタミンCが豊富な赤ピーマン、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどを取り入れるのがいいです。

【食べる日焼け止め食材】トマト

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人は紫外線を浴びると、活性酸素が発生し、細胞を傷付け、しわやたるみの原因となります。そこで活躍するのが、トマトに含まれるリコピン。リコピンには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれる働きがあります。
また、紫外線を浴びると、肌の表面では炎症や表皮のごわつきが発生し、肌の内部ではシミのもとになるメラニンが大量に生成されます。リコピンにはこれらを抑制する働きが期待でき、まるで日焼け止めを塗った時のような効果があるといわれています。
リコピンは油に溶けやすいので、油と一緒に摂取すると◎。また、加熱によっても吸収が高まります。手軽にとるならば、トマトジュースなどの加工品を利用するのもおすすめです。

【食べる日焼け止め食材】スイカ、グアバ

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スイカには、リコピンとビタミンCが含まれています。グアバには、レモンの2倍のビタミンCが含まれています。
ビタミンCも抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑えたり、メラニンの色素を薄くしたりする働きがあります。
そのため、ビタミンCは紫外線による日焼け防止に効果が期待できます。
また、赤肉種のグアバには、βーカロテンが入っており、紫外線対策の効果が高くなります。ジュースにして飲む場合は、果汁100%がおすすめです。

【食べる日焼け止め食材】にんじん、さつまいも

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にんじんやさつまいもに含まれるβカロテンは、体に入るとビタミンAに変化します。ビタミンAには抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。ビタミンAは脂溶性であるため、油と一緒に調理すると効果的に吸収することができます。
また、さつまいもにはビタミンCも含まれています。さつまいものビタミンCは、でんぷんに保護されているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。

【食べる日焼け止め食材】いくら、さけ、えび、かに

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いくら、さけ、えび、かにに含まれているアスタキサンチンという成分には、強い抗酸化作用があります。とくに多く含むのは、紅サケやいくら。アスタキサンチンは脂溶性のため、揚げたり焼いたりすると減少してしまいます。煮たり、蒸したりする調理法がよいでしょう。鮭の水煮缶などは、手軽に食べることができておすすめです。
また、いくらに含まれているビタミンEも、紫外線対策には欠かせない栄養素の一つ。血行をよくする働きがあり、肌のハリを保つことができます。また、古い細胞から新しい細胞へと変わる新陳代謝も促してくれます。

【食べる日焼け止め食材】赤唐辛子

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 赤唐辛子に含まれている、L-システインは、体の内側から代謝を促すことにより、黒色メラニンの排出をサポートする働きがあるといわれています。また、活性酸素の作用を抑える働きもあります。

【食べる日焼け止め食材】赤ピーマン、いちご

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ビタミンA、C、Eの3種類のビタミンは、抗酸化作用が強く、紫外線対策に効果的。単独よりも、組み合わせて摂取すると、相乗効果で効き目アップが期待されます。赤ピーマンといちごなどは、赤い食材の中で、これらのビタミンをバランスよく含んでいます。

【食べる日焼け止め飲み物】緑茶、ハトムギ茶がおすすめ

赤い食材ではありませんが、飲み物にも紫外線対策の効果が期待できるものがあります。緑茶は、シミの生成を防ぐカテキンやビタミンC、Eを豊富に含みます。
ハトムギ茶は、代謝を活発にし、色素沈着を防ぐ効果が期待できます。

赤い食材の多くには、紫外線対策に効果的な栄養が含まれています。彩りもいいので、毎日のおかずの材料に、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか。

監修/吉沼弓美子(管理栄養士)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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