安いうなぎを高級うなぎにする裏ワザは、「炊飯器」を使用します!
安いうなぎを電子レンジで温めたり、魚焼きグリルで焼いたりしても身がかたくなってしまい、高級うなぎのようなふっくら感を味わうのはなかなか難しいと思います。
高級うなぎに変身させる裏ワザに使用するのは、炊飯器です。どの家庭にもある道具で、しかも、あっと驚くほどシンプルで簡単な方法なので、誰でも時間をかけずに試すことができますよ。
炊飯器を使用して、うなぎのふっくら感を出す方法
1尾1000円ほどのうなぎをスーパーで購入しました。お手頃価格のうなぎは、普通に温めても身のふっくら感が足りないですよね…。
そこで、登場するのが「炊飯器」です。
まずは普通にお米を炊飯器にセットし、ごはんを炊きます。炊き上がった直後のごはんの上に、
クッキングペーパーをのせ、その上にうなぎをのせて付属のタレをかけます。このまま炊飯器のフタをし、5分ほど蒸らします。
できあがり!
炊き上がったごはんをすべてうな丼に使用する場合は、クッキングペーパーを使用せずに直接うなぎをのせてもOKです。
ポイントは、炊きたてのご飯の上にのせることです!
たったこれだけで、うなぎのおいしさは本当にアップしているのでしょうか?
炊飯器で温めたうなぎと、電子レンジ加熱したうなぎを食べ比べてみた!
(右)普通に電子レンジ加熱したうなぎ
(左)炊飯器で温めたうなぎ
電子レンジ加熱をしたうなぎは身がかたく、ふっくら感はあまりありません。
お箸で持っても崩れませんでした。
一方、炊飯器で温めたうなぎは、取り出す時点で身が崩れそうになるほどで、
お箸で持ち上げると、身がほぐれるやわらかさに!
炊飯器の中に充満する蒸気でじんわりと温めていくことで、うなぎのふっくら感を出すことができます。特別な道具を用意しなくても、うな丼用のごはんを炊いたついでで簡単にできるので、支度に時間をかけられないときでもやりやすい方法です。
ほかにも「緑茶」を使用して、うなぎのおいしさをアップさせる方法もあります!
以前ご紹介させていただいた、緑茶で加熱してうなぎのおいしさをアップさせる方法は、今回試した炊飯器の方法より手間はかかりますが、ふっくらと仕上げる効果は抜群です。
時間に余裕があるときには、こちらも併せてお試しくださいね。
ひと手間かけると、安いうなぎでもおいしく楽しめます。夏を乗り越えるエネルギーを充電するためにも、うなぎの力を借りてみてはいかがでしょうか?
今年の土用の丑の日は、7月27日です。ぜひ、試してみてくださいね。
文/グンジ カナ
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