「朝家事」の最低ラインを決めれば、帰ってきたときにラクできる!

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 「朝家事」の最低ラインを決めれば、帰ってきたときにラクできる!

2019.09.02

疲れて仕事から帰ってきたとき。ドアを開けて、もっと疲れてしまった経験はありませんか。散らかったままの部屋。シンクに溜まった食器。――朝家事の残りを見つけると、やるべきことが多く感じられてしまいます。そこで、この記事では「朝家事の最低ライン」を決めることで、こうした状況をなくしていく方法をご紹介します。

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「朝家事の最低ライン」とは?

「朝家事の最低ライン」は、朝、家を出る前に最低限終わらせておきたいことを指します。無意識に行動すると、目についたものからこなしていきがちです。これこそが、朝家事が終わらない最大の原因。ですが、毎朝、起きるたびに優先順位を考えて行動するのも大変です。そこで、あらかじめ「これだけはやっておきたい」と思う朝家事の最低ラインを決めます。そして、リストとして紙に書き出し、目につく場所に貼っておきましょう。そうすれば、毎朝、このリストを眺めるだけで、優先的に終わらせたいことがはっきりします。
目についたものからこなすのをやめると、さらに良いことがあります。それは、作業スピードがぐっと上がることです。何かをする前に「ええと……」と考える時間がなくなるからです。

目指すべきは「帰ってきたときに疲れない部屋」

朝家事の最低ラインを決めるにあたって、目指すべきなのは「帰ってきたときに疲れない部屋」です。
帰宅後にむだな作業が増えないようにすることがポイントです。たとえば、夕飯を作るとき。朝食で使った食器が残っていれば、それを洗うところから始めなければいけません。床にものが落ちていたら、それを片づけることからスタートする必要があります。このように、夜家事に追加になってしまう可能性がある作業を、優先的に終わらせていきましょう。

「やらない」の見極めをしてみよう

このとき、「優先的にやる」以外の選択肢もあります。それは「やらない」ということ。たとえば、洗いもの。朝からきちんと作ると、洗いものがたくさん出てしまいます。そこで、朝だけは紙コップや紙皿といった消耗品を活用するのも一案です。紙コップは卵を溶いたり、ドレッシングを混ぜたり、と調理をするときにも便利に活用できます。あるいは、そもそも洗いものが少なくすむ朝食メニューを考えておくのもいいでしょう。フライパンを使うより、レンジで作れるもののほうが洗いものはかんたんです。自分ひとりの分でいいのなら、ハンドブレンダーとコップだけで済むスムージーも手軽な朝食になります。

朝家事の最低ラインを決めておくと、優先的にやるべきことが明確になります。それをリストにしておけば、考えずに動くことが可能に。さらに「やらないこと」を決めると、もっと時短につながります。

文/三條凛花 http://365kaji.blog.jp/
整理収納アドバイザー。時間の使い方を整えることで家事や片づけがラクになる方法を提案している。著書に『時間が貯まる魔法の家事ノート』(扶桑社)など。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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