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あることを続けることで、自己評価が高まっていく!【脳科学者に聞いた!vol.75】

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 あることを続けることで、自己評価が高まっていく!【脳科学者に聞いた!vol.75】

2019.11.20

人間の脳は、「誰かの役に立てた」という「社会的報酬」を強く求める性質があります。この欲求は、ある方法でも満たすことができるんです。

自分で自分をほめていると、不思議と自己評価が高まっていく

 人間の脳には、「誰かの役に立てた!」「みんなから評価された!」というような「社会的報酬」を強く求める性質があります。こうした報酬を得ると、やる気がますます高まるわけですが、じつはこの欲求は自分で自分をほめていても満たすことができます。
 そこでぜひ、これから毎日自分で自分のことをほめてみてください。「約束を守る自分」「いつも明るい自分」「人の話をよく聞ける自分」......。意識して探してみると、自分の好きな部分が意外とたくさん見つかると思います。
 そして、最初はちょっと恥ずかしいのですが、ナルシシストにでもなったつもりで、少しずつ自分のことを好きになってみるのです。難しい場合は、「わたしのことをほめている誰か」がいて、その人が自分のことをほめている場面をただ想像するのでも良いと思います。
 すると不思議なことに、自分で自分をほめ続けていると、やがて「そのような自分」になっていきます。そして、それにともなって自己評価も高まっていくのです。
 自分のことを認められるのは、とても大切な資質です。なぜなら、そんな人は他人のことも自然と認められるからです。人は認められたり、ほめられたりするとうれしくなるもの。ほめられた人はあなたのことを好きになり、どんどん良い循環へと入っていけるわけです。
 最近では、「社会脳」と呼ばれる、人の行動が社会性を持つように方向づけられていく仕組みが脳に備わっていることもあきらかになってきました。
 まわりの人の良いところを認めて、最大限に生かしてあげること。そのためにも、まず自分で自分をほめることからはじめるのが大切なのです。

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中野信子(なかの・のぶこ)
脳科学者、医学博士、認知科学者。横浜市立大学、東日本国際大学などで教鞭を執る。脳科学や心理学をテーマに研究や執筆活動を行うほか、その知見を生かしてテレビや雑誌でも活躍。社会問題やビジネス、カルチャーなど、幅広い分野を、科学の視点で読み解く語り口が人気。

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