<にんじんの栄養>ドレッシングをかければβ-カロテンの吸収率がアップ
β-カロテンは、脂溶性ビタミンなので、ドレッシングをかけたり、油で炒めたりすることで、より吸収率がアップします。一方、にんじんにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素も含まれています。これはすりおろすと活動が活発になるので、ジュースにしたりすりおろしたりする場合は、食べる直前におろしたり、レモン汁を加えたり、加熱するなどしてビタミンCが奪われるのを避けましょう。
<かぶの栄養>漬物などでカリウムを捨てずに摂る
皮ごと食べるには、浅漬けや甘酢漬けなどがおすすめ。赤かぶを使うと、色合いも美しい漬物ができます。
<大根の栄養>皮ごと栄養が摂れる、大根おろし
大根の皮をむかずに食べるなら、大根おろしがむいています。そのまま生で食べれば、熱に弱いジアスターゼやオキシターゼといった酵素類も壊すことなく摂取できます。ただし大根おろしは、おろしたてに比べて、その20分後にはビタミンCが80%に減少するといわれていますので、食べる直前に作ることをおすすめします。
最近は、野菜を根から皮、葉先まで丸ごと食べることにも注目が集まっています。普段捨てていた部分の栄養を知るのも面白いものです。皮付き、皮むきを賢く使い分けて楽しみましょう。
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