「宿題してないから学校に行けない…」真面目で“完璧主義な子ども”に親のあなたができること。

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2022.02.07

こんにちは。 ママのためのオンラインサロン&スクールを運営している心理カウンセラーのrikaです。子どもの生真面目さ、完璧主義に悩んでいるママはとても多いです。融通のきかない性格で社会や学校でやっていけるのか?と悩んでいるママ、是非お読みください。

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0・100思考の完璧主義

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今までいろんな方にお会いしましたが、真面目な子どもに多いのが『0・100思考』、つまりは『完璧主義』です。たとえば、

学校は、行くならその日の朝の最初からきちんと行く。
休むなら休む。
授業の途中から遅れて行くとか、途中で帰るとかはありえない。

遅刻や早退はしたくない。できない。だから、学校に行けない。

さらに、

宿題は、やるなら完ぺきに仕上げる。
完璧じゃないなら意味がない。

やれるところまでやって、中途半端にやり残したまま学校に行くなんてありえない。

宿題をしていない。だから、学校に行けない。

そんな感じで、とても几帳面で真面目なため、あらゆることに対して0か100かで自分に厳しくしてしまいがちです。

なので、電車に乗り遅れた日は遅刻確定だから学校に行かない。
忘れ物に気づいたら、やはり忘れ物をしていることがわかっている状態で学校に行くとかはあり得ないから行かない。そして、昨日休んでしまったから今日の授業がわからないから行かない。

休んだことで課題がどんどん溜まってしまって手をつけてないから学校に行かない。そんな感じで学校に行かない日が続き、不登校が始まったという子もいます。

このままでは生きていけない!?

さまざまなことに真面目に向き合う、完璧に取り組もうとするので、思うように行かない時にはどうしても極端な結論になりがち。
そんな子どもを見ながら、融通の効かない価値観にイライラしたり辟易しているママはとても多いです。

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そして、そんな状態から子どもが不登校になってしまったと相談に来られるママは、

子どものそんな価値観をなんとかしたい!
このままではこの子は社会で生きていけない!

とよくおっしゃいますし、私も思っていました。

大切なのは『余裕』

そうなると欠点にしか思えない性質ですが、元気にまた再出発している子を見ていると、そんな特性や価値観を持ったまま、それらを強みにして活躍しています。

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不登校になった子を見てみても、再スタートをしてうまくいっている子がたくさんいます。
遅刻も早退もするし、課題が終わっていなくても、忘れ物だらけでも、それが行動を制限する理由にはなっていません。

違いは『余裕』です。

例えば不登校になった子は、家庭で心身ともにしっかり休み、しっかり充電できると、心にも思考にも『余裕』がうまれます。

完璧主義も強みになる!

『余裕』があると、さまざまなことを受け止める『余白』ができるので、自分に『寛容』になれます。
そうすると、捉え方に柔軟性が生まれます。

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そして、持ち前の完璧主義は、さまざまな活動や勉強の中でとても生かされています。

やりたい分野の勉強をしっかり突き詰め、それを完璧に落とし込んでいく力や、細部にまで気を配りきちんと仕上げる力など、本来の特性を持ったまま活躍していきます。

大切なことは、心身ともにしっかり充電して、心や思考に『余裕』をつくること
そうすると、完璧主義をプラスに活かせる自分になります。

なので、子どもが0・100思考でも大丈夫です。

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著者

rika

rika

子育て・夫婦関係など、自分自身の毎日をハッピーにするための処方箋をさまざまなテーマで発信 ●Amebaオフィシャルブロガー ●NHKカルチャー講師 ●著書「子どもが不登校になったら読む本ーすべて解決できる"笑顔の処方箋"」第6刷増刷 ●ハッピーママサロン「rika's cafe」主宰。ママのためのオンラインサロン運営・講座・セッションなどを開催し、5年で3,000名が受講 ●心理カウンセラー

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