半数以上の母親が、10連休を嬉しく思わないことが判明。その理由は“料理”にあり！？

ゴールデンウィークが嬉しいと思うかという質問に、父親は66.9%が「嬉しい」と回答したのに対し、母親は45.7%のみが「嬉しい」と回答。母親の方が、ゴールデンウィークを嬉しくないと思っている人が多いことがわかった。

母親に対し、ゴールデンウィークについてあてはまるもの聞いたところ、料理にまつわることでゴールデンウィークを嬉しくないと思う人が多いことが明らかに。

　総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した「ゴールデンウィークと料理に関する調査」で、ふだんからの家事に疲れているという母親が、8割近くにのぼることがわかりました。さらに、半数以上の母親が、ゴールデンウィークを嬉しくないと思っていることが明らかに。その理由は、「献立を考えるのが大変だ」「料理を作る機会が多いので大変だ」など、料理の負担が増すことにあるようです。また、副菜に関する質問では、8割以上が「副菜がワンパターンになりがちだ」と回答。副菜のレパートリーの少なさや品数を揃えることへの重圧”副菜プレッシャー”を抱える母親が多いことが浮き彫りになりました。
　そこで、料理研究家の「りな助さん」こと河瀬 璃菜さんに、電子レンジを活用して、手軽に作れる野菜の副菜レシピを教えてもらいます。その名も、「eおかず」（“e”は“エレクトロニック”の“e”）。電子レンジを使った調理は簡単で効率的なうえ、栄養の流出が少なく、ヘルシーなのも魅力。この10連休に、ぜひ取り入れてみませんか？

カラフルピーマンのツナナムル

ほどよく加熱されたピーマンの歯ざわりが◎。彩りがきれいで、子どもうけもバッチリ！

【材料】(3~4人分)
赤・黄・緑ピーマン・・・・各2個
ツナ缶・・・1缶
A
ごま油・・・・大さじ1
鶏がらスープの素・・・・小さじ2
塩コショウ・・・少々
にんにく(すりおろし)・・・1かけ
生姜(すりおろし)・・・1かけ

【作り方】
①ピーマンはタネとワタを取り、細切りにする。ツナ缶はオイルをきる。
②耐熱ボウルに①を入れ、ふんわりとラップをかけたら600wの電子レンジで4〜5分加熱する。
③②にAを入れ、よく混ぜ合わせたら器に盛る。

新じゃがと新玉ねぎ、空豆のホットポテサラ 温玉のっけ

旬の食材をふんだんに使って季節感のある仕上がりに。温泉卵をのせて、ボリュームもプラス。

【材料】(3~4人分)
新じゃがいも(大)・・・3個
新玉ねぎ・・・1/2個
そら豆・・・・5~6本
温泉卵・・・適量
A
オリーブオイル・・・大さじ2
酢・・・小さじ2
マヨネーズ・・・大さじ2
めんつゆ(3倍希釈)・・・大さじ1
塩コショウ・・・少々

【作り方】
①新じゃがは洗ったら食べやすい大きさに切る。新玉ねぎは薄切りにする。そら豆はさやから出す。Aは混ぜ合わせる。
②耐熱ボウルに①のA以外を入れ、ふんわりとラップをかけたら600wの電子レンジで10分加熱する。
③②にAを加えよく混ぜ合わせたら、器に盛り温泉卵をのせる。
※通常のじゃがいも、玉ねぎでも美味しく作ることができます。

【ワンポイント】温泉卵の作り方
①耐熱容器に卵を割り入れ、かぶるくらいの水を入れたら、黄身に爪楊枝で1カ所穴をあける。
②600wの電子レンジで40~50秒加熱し水を捨てる。

教えてくれたのは、河瀬 璃菜さん

料理研究家、フードコーディネーター。愛称・りな助。レシピ開発、商品開発、料理教室など食に関するさまざまな仕事を手掛ける。料理初心者向けや、時短レシピなどが人気。監修等で携わった書籍・ムックに『ジャーではじめる DETOX WATER』『決定版!節約冷凍レシピ』『発酵いらずのちぎりパン』がある。

電子レンジは、副菜プレッシャーに悩むお母さんにとって、まさに救世主。“eおかず”を活用すれば、ポジティブな気持ちで料理に向き合えます。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。