マンゴーの栄養と効能|冷凍マンゴーやドライマンゴーの知られざる栄養価【栄養士監修】

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2019.06.24

甘く芳醇な香りがたまらないマンゴーには美肌、美白効果やアンチエイジング効果のあるビタミンCやβ―カロテンなどが豊富に含まれていて、女性にとっては、とてもうれしいフルーツとなります。とはいえ、マンゴーはいいお値段もしますので、なかなか手が出にくいものですよね。
そこで、管理栄養士の吉沼弓美子さんがおすすめするのが、ドライマンゴーです。健康効果がアップする食べ方も、教えてもらいました!


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まずは、マンゴーの【栄養、効能】をおさらい

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■ビタミンC
・抗酸化作用
・美肌、美白効果
・アンチエイジング効果

■β―カロテン
・抗酸化作用
・美肌、美白効果
・アンチエイジング効果

■ビタミンA
・抗酸化作用
・美肌、美白効果
・アンチエイジング効果

■葉酸
・貧血予防

マンゴーってこんな果物

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マンゴーは、東南アジア原産のウルシ科の果物で、日本での栽培は1970年頃に始まったと言われています。

【産地】
現在ではハウス栽培が導入され、沖縄県、鹿児島県、宮崎県を中心に出荷量を伸ばしています。それに伴って、マンゴーは国内でも身近なフルーツになってきました。

【種類】
マンゴーは、世界で1000種類以上の品種がありますが、国産のマンゴーのほとんどは、一般的に「アップルマンゴー」と呼ばれる「アーウィン種」。果皮が赤く、濃厚な甘みが特徴です。

【旬】
国産が多く出回るのは、5月から7月にかけてです。

【外国産】
このほか、黄色くて平たい形の「フィリピンマンゴー」や「タイマンゴー」、冬に出回るアップルマンゴーと同じ種類の「ブラジルマンゴー」など、外国産のマンゴーも出回っています。

マンゴーを購入するさいは、以下のことに気をつけて選ぶとよいでしょう。

【皮】色つやがよくハリがあり、傷がないもの
【香り】甘い香りがするもの
【重み】ずっしりと重みがあるもの

ただし、マンゴーはウルシ科の果物なので、汁に触れるとかゆみやかぶれなど、アレルギー症状が出ることがあります。初めて食べるさいは、十分な注意が必要です。

マンゴーは冷凍してから食べるのがおすすめ!ドライマンゴーはヨーグルトに漬けるとまるで生マンゴーに!

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【食べ方】
マンゴーは、熟していないものは常温で追熟させます。
果皮につやが出て、ベトベトしてきたら食べごろです。
完熟したものはラップに包んで冷蔵庫の野菜室で冷やします。日持ちしないので、早めに食べ切りましょう。

【冷凍する】
マンゴーは、冷凍してから食べるのがおすすめ。
冷凍することで、細胞膜が破壊され、成分が体に吸収されやすくなります。

・皮と種を除き、食べやすい大きさに切ってから冷凍し、半解凍して食べれば、シャーベットみたいでおいしいですよ。

【酢と一緒に食べる】
また、マンゴーにはゼアキサチンも含まれています。
ゼアキサチンは、網膜の細胞を守っている成分で、加齢や喫煙、紫外線を浴びることなどで減少しますが、体内で作ることができないため、食事からの摂取が必要です。ゼアキサチンは、酢と一緒に食べると、腸での吸収がよくなります。

・酢入りドレッシングのフルーツサラダなどにして食べましょう。

【ドライフルーツ】
「そうは言っても、生のマンゴーはいい値段で手が出ない…」という方にもぜひ食べてもらいたいのが、ドライマンゴー!

ドライマンゴーは、手軽に食べられるうえ、栄養も生のマンゴーとほとんど変わりません。

【ドライフルーツのおすすめの食べ方】
おすすめの食べ方は、ヨーグルト漬け。
作り方はとても簡単で、ドライマンゴーを、無糖のヨーグルトに一晩漬けておくだけ。マンゴーがヨーグルトの水分をほどよく吸収し、まるで生マンゴーのようなジューシーな味わいに!

マンゴーに含まれるビタミンKはカルシウムの吸収を助ける働きがあるため、栄養的にも乳製品との相性がとてもいいんですよ。

マンゴーはおいしくて、栄養もたっぷり。今回紹介したおすすめの食べ方も、ぜひ試してみてください。

監修/吉沼弓美子(管理栄養士)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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