洗濯物の“生乾きハザード”時期到来!嫌な臭いを防ぐコツを【ライオンのお洗濯マイスター】に聞きました

家のこと

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2019.06.19

6月7日に関東~東北南部でも梅雨入りし、ジメジメした季節がやってきました。そんな天候が続くと困るのが洗濯。中でも部屋干ししたときの洗濯物の嫌な臭いは悩みのたねですよね。そんな生乾き臭を防ぐコツとおすすめの洗濯機を、ライオンのお洗濯マイスターの方に聞いてきました。

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“生乾き臭”の原因は「菌」

出典:www.photo-ac.com

梅雨は1年で一番洗濯物の悩みが増える時期。雨の日が続くと外に干せないので洗濯ができず、たまっていく一方…。でもためるのにも限界があります。洗濯機の乾燥機能は「電気代が高くなる」「乾くまで時間がかかる」などの理由で、日常的に使わない人も多いとか。そうすると必然的に部屋干しすることになります。

でも、そこで問題になるのが、嫌な臭いが発生すること。これは雑菌が繁殖する際に発する臭いなんです。高温多湿を好む雑菌が長時間濡れた洗濯物の中で発生するもので、生乾き臭とも呼ばれています。そんな菌の作用を抑える、適切な洗濯方法を教えてもらいました。

洗剤・柔軟剤の入れすぎは逆効果

出典:www.lion.co.jp「洗剤の量と洗浄力の関係」株式会社ライオン調べ

ライオンの調査で、20~50代の主婦4人に1人(25%)が洗剤を多めに入れていることが分かりました。お洗濯マイスターの大貫さんによると、適量より洗剤が多すぎても洗浄力が上がるわけではなく、逆に洗剤が残りすすぎが悪くなるとのことでした。また、柔軟剤の入れすぎでは香りが強くなりすぎたり、タオルの吸水性が悪くなるという結果に。

すすぎが悪く衣類に洗剤が残ると、それが雑菌の原因にもなり、部屋干し臭へとつながってしまいます。洗剤・柔軟剤の入れ過ぎは絶対にしないでくださいね。

適量の洗剤を自動投入してくれる洗濯機を発見!

出典:panasonic.jpあらかじめ自動投入タンクに洗剤と液体柔軟剤を入れておけば、ボタン操作のみで適量を自動投入。ボタン操作自体も、外出先からスマホでの操作(ドラム式の一部機種)が可能となっています。

出典:panasonic.jp洗濯のたびに最適な洗剤の量を自動で計量して入れてくれる自動投入機能つき。スタイリッシュなフォルムで空間を美しく演出してくれるPanasonicのCubleシリーズ。

出典:panasonic.jp「液体洗剤・柔軟剤自動投入」を新搭載。泡洗浄も魅力の便利な縦型洗濯乾燥機。PanasonicのFWシリーズ。

従来の手動投入では①洗濯物を入れてコースを選ぶ②スタートボタンを押す③洗濯物を軽量④洗剤ケースを開ける⑤洗剤や柔軟剤を計量して入れる⑥洗剤ケースをしめる、という6工程が必要です。でも自動投入なら①と②だけでOK! 家事の時短ができるのはありがたいですよね。

洗剤を入れる手間が省けるだけではなく、洗剤の入れすぎを防いでくれるので衣類に洗剤が残るリスクも減るのがうれしいポイントです!

洗濯機について、もっと詳しく知りたい

教えてくれたのは

出典:panasonic.jp

洗濯マイスター大貫和泉さん。ライオン株式会社お洗濯マイスター。消費生活アドバイザー、繊維製品品質管理士、健康予防管理専門士。洗濯用洗剤などの製品開発・調査に20年携わる。

部屋干しをしているときの嫌な臭いは雑菌が繁殖する際の臭い。そんな生乾き臭に、洗剤の量が関係しているとは知りませんでした。洗剤をその都度きちんと計量して洗濯機に入れるか、自動投入の洗濯機購入を検討してみるのも手かもしれません。洗濯物の悩みを減らして、憂うつな梅雨時期を乗り切りましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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