忘れ物が多い人必見!イレギュラーな予定が突然入っても準備にばたつかない「目的別サブバッグ」って

ライフスタイル

2019.07.19

どこに出かけるときにも必要になる、人それぞれの「基本の道具」があると思います。たとえば日々の通勤なら、財布やパスケース、スマホ、お直し用のメイクポーチ、手帳、ハンカチとティッシュなど。こうした「基本の道具」は忘れることがなくても、ちょっとしたイレギュラーなものを忘れることはないでしょうか。
それを解消してくれるのが「目的別サブバッグ」。これを用意しておくと、翌日の準備ができずに終わっていても忘れ物知らず。

広告

その日の予定に合わせてプラスするサブバッグ

「目的別サブバッグ」は、出かける目的に合わせた道具をまとめておいたバッグのこと。「基本の道具」を入れるいつも使うメインのバッグとは別に用意するんです。行き先やその場所で行うことに合わせて、あらかじめ選んだ持ちものをまとめておきます。「1目的=1バッグ」にすることで、自分のライフスタイルに合わせて数個できると思います。
たとえば「郵便局&銀行セット」だったり、「図書館セット」だったり、「レンタルセット」だったり…。子どものころに、習い事専用のバッグを使った経験はありませんか。それをイメージすると作りやすいはずです。
小さめで薄いトートバッグを使うのがおすすめです。普段使いしている鞄にさっと入れやすいからです。私が使っているのは3COINSで買ったもの。ただし、中身によっては書類の入りやすいA4サイズのほうがいいかもしれません。

目的別サブバッグ実例「郵便局バッグ」で考えるストレスから開放される

目的別サブバッグは、複数作っておくと便利です。
私が実際に使っているもののひとつが「郵便局バッグ」。ここには、通帳や筆記用具を入れています。それが基本の道具。でも、それだけではなくて、「思いつき」をそのまま詰め込んでしまうとより便利になります。
日々の生活の中で「今すぐ郵便局に行かなくてもいいけれど、今度行ったときにやろう」と思うことはありませんか。たとえば提出する書類ができたとか、切手のストックが切れそうだとか、書き損じはがきを交換したいだとか…。そういうときは、書類や書き損じはがきをそのままこのバッグに入れてしまいます。現物がない場合はメモ書きでも大丈夫。「80円切手5枚購入」などと走り書きしたものを入れます。
こうして「思いつき」を一緒にまとめておけば、出かける前に「なにか郵便局ですることがあったような……」と悩まずにすみます。到着してから「はがきを忘れた!」と慌てることもありません。
目的別サブバッグは、こうした「いつもとちょっとだけ違う予定の日」の忘れものをなくし、その予定について考える時間をなくしてくれるアイテムなのです。

もっと小さな単位で「目的別ポーチ」を作るのも手

目的別バッグは、ある程度の大きさがあるものを想定して作っています。もっと気軽に取り入れるならば「ポーチ」を活用するのもいいでしょう。
たとえば「雨の日ポーチ」。この中には小さく畳めるレインコートや、濡れたものを入れるビニール袋、タオルハンカチを数枚入れておきます。朝起きて、天気が悪いなと思ったら、このポーチをいつものバッグに加えるだけです。
ただし、うまく使うために大切なことがあります。それは、その日のうちにリセットをすること。実際に中身を使ったら、レインコートを乾かしたり、タオルハンカチを洗ったり、ビニール袋を新しいものに替えたりする必要があります。少し手間に思えるかもしれませんが、リセットさえこまめにできていれば、忘れものの心配もありませんし、何より「今日は雨だから何がいるかな……」と迷うこともありません。

行き先や用途に合わせたサブバッグを複数作っておけば、毎日0から準備し直す手間がありません。忘れものがなくなり、準備の時短になります。

文/三條凛花 http://365kaji.blog.jp/
整理収納アドバイザー。時間の使い方を整えることで家事や片づけがラクになる方法を提案している。著書に『時間が貯まる魔法の家事ノート』(扶桑社)など。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

著者

saitaロゴ

saita編集部

saita編集部です。毎日が楽しくなる、心がラクになる、そんな情報をお届けします。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告