子どもが服に絵の具をつけてきた…
「今日は大きな絵を描いたよ!」とキラキラした笑顔で帰宅した子どもの服に目をやると、絵と共に持ち帰って来てくれたのが、服についた絵の具の汚れ。思いきり楽しんできてくれた証拠でうれしい反面、「この絵の具、落ちるかな…」と、普通に洗濯しても落ちなかった経験から不安な気持ちになりますよね。
そこで、万能な洗剤と呼ばれるオキシクリーンを使用してみることにしました。
子どもの服についた絵の具をオキシ漬け!Before・After
洗濯機で洗濯をする前に「オキシ漬け+α」をしただけで、絵の具汚れがキレイに落ちました。今までなかなか落ちない絵の具汚れに悩んでいた方、お子さんの大切な服を守るためにも、オキシクリーンの使い方をマスターしていきましょう。
絵の具が落ちにくい原因は?
絵の具は主に、色の素となる「顔料」と、色を定着させる「固着材」でできています。使用される固着材の種類により、水溶性絵の具やアクリル絵の具などに分類されます。
服についた絵の具がなぜ落ちにくいのかというと、それは固着材の成分によるもの。固着材は絵の具の色を定着させるために乾くと固まる性質があるため、“定着させて固まる=通常の洗濯だけでは落ちにくい”ということです。
そこで、オキシクリーンの出番です! オキシクリーンとは?
オキシクリーンとは、酸素系漂白剤です。
主成分は、過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エトキシレート)、炭酸ナトリウム、洗浄補助剤で、柔軟剤が含まれているものもあります。
※アメリカ製の場合です。日本製には界面活性剤は含まれません
オキシクリーンは、酸素の泡の力で汚れを浮き出させて引き離し、洗浄する洗剤です。すべての色素を漂白する塩素系漂白剤とは違い、汚れのみを洗浄するため、色柄物にも使用できる点がポイント。そのため、衣類などの洗濯をはじめ、キッチンやお風呂場、トイレなど家中の掃除にまで多目的に使用できる万能な洗剤なのです。
また、酸素の泡の力で隅々まで洗浄できることから、においの元となる汚れを取り除き、スッキリとしたさわやかな匂いにする消臭効果も発揮します。
◼︎オキシクリーンの基本的な使用方法
1. 40〜60度のお湯にオキシクリーンを投入し、かき混ぜてよく溶かす
2. 20分以上、6時間以内のつけおきをする
◼︎高い効果を得るための注意点
・酸素系漂白剤の効果が発揮できる温度が40〜60度なので、より高い効果を得るために守ってください。洗浄するアイテムにより、高温にしすぎないほうがいい場合もあります
・オキシクリーンはよくかき混ぜて完全に溶かしきってください
・つけおき時間は、アイテムや汚れ具合によって異なりますが、6時間以上経過すると効果を発揮しなくなります。オキシクリーン液のつくりおきは不可です
・素手でオキシクリーン液に触れると手荒れをおこすこともあるため、ゴム手袋などを使用してください
では、オキシ漬けの方法をご紹介します。
絵の具がついた子ども服をオキシ漬けする方法
◼︎使用するもの
洗濯洗剤とオキシクリーン
◼︎注意点
・絵の具汚れがついてから日数が経過すればするほど、落としにくくなります。発見したらなるべく早めに対処してください
・汚れがひどいときには完全に落ちない可能性もあります
・水溶性絵の具は落ちやすいですが、油絵の具などの油溶性絵の具は、落ちない場合があります。絵の具の種類によって落ち具合が変わります
服についた絵の具が、オキシ漬けでも落ちなさそうな場合はどうする?
オキシ漬けでも落ちなさそうな場合は、重曹オキシペーストで対応してみてください。
重曹オキシペーストは、重曹 大さじ1、オキシクリーン 大さじ1、ぬるま湯 大さじ1〜2を混ぜたものです。
ペーストを汚れ部分に塗り、1時間ほどおきます。歯ブラシなどで軽くこすりぬるま湯で洗い流し、洗濯します。
◼︎注意点
シミが広がったり、生地が傷むことを防ぐために、あまり無理にこすらないようにしてくださいね。
オキシ漬け不可の服もあるので、ご注意を!
万能なオキシクリーンですが、洋服の中には使用を避けるべき素材のものもあります。
・漂白不可の表示があるもの
・手洗いの表示があるもの
・水洗いNGの表示があるもの
・デザイン性の高いもの(スパンコールつきのものなど)
デリケートな素材やデザインのものは、取り扱いに注意が必要です。はじめてオキシ漬けをする洋服は、タグに付いている洗濯絵表示を必ず確認のうえ、おこなってくださいね。
服についた絵の具は落とせないと思ってあきらめていた方、ぜひオキシクリーンに頼ってみてはいかがでしょうか?
文/グンジ カナ
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。