用意するのは氷水と塩のみ!
ボウルに氷を入れて用意します。
そこへ水を加えて氷水にします。
氷水の中に塩を大さじ2加えましょう。
ぬるい缶ビールをその氷水の中に投入
あとは2分間、くるくる回すだけ。
2分経つと、缶の表面に水滴がつくほどキンキンに冷えています!
家庭用の冷蔵庫で常温のドリンクを冷やす場合、冷たいドリンクとして美味しく感じられる温度とされる6℃前後になるまでは約4時間ほどかかると言われています。
冷凍庫に入れた場合は30分ほどで冷えますが、うっかり取り出すのを忘れてしまうと、凍ってしまいます。
ビールや炭酸飲料を凍らせてしまうと、炭酸ガスの影響で缶が膨れ、破裂する恐れがあります。
また、ビールが凍ってしまうと成分が変化し、味が変わってしまうことがあります。
凍ってしまわなくても、栓を開ける瞬間に中味が噴出する恐れや、少しの衝撃で缶(容器)が破裂するリスクもありますので、注意が必要です。
そこでおすすめしたいのが今回ご紹介する裏ワザです!
【用意するもの】
氷 適量
水 適量
塩 大さじ2
なぜ、2分で飲み頃になるのか?
あっという間に缶ビールが冷えてしまったのには理由があります。
氷水に塩を入れることで、氷水の融点(個体が液体に変わる温度)が下がります。
氷の中心部は約-10℃なので、塩を入れることで氷水は-10℃くらいまで下がっていきます。
つまり氷が水へと溶けていく時に、周りの水から熱を奪っていくので、結果的に氷水の温度が約-10℃にまで低下するのです。
接する2つのものに温度差がある時、熱いものは冷やされ、冷たいものは温まっていきます。この原理を利用し、温度の高い缶ビールが塩入りの氷水によって冷やされていくのです。
また、缶をクルクルと回すことで、缶ビールの熱で温まった氷水が分散され、氷水の冷たさがスピーディに缶に伝わっていきます。
氷水に塩を加えて冷やすだけの裏ワザですが、塩の入れすぎには注意が必要です。
塩の濃度が高すぎると急冷状態となり、冷凍庫で急冷した時と同じようにビールの風味に変化が出てしまうことがあります。
動画でも手順を確認できます
いかがでしたか?
氷水の中でコロコロ転がしたあとに、すぐ飲み口を開けると、炭酸ガスの影響でビールが噴き出してしまうので、少し落ち着かせてから、おいしくいただきましょう。
今すぐキンキンに冷えたビールが飲みたいとき、ぜひ試してみてください。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。