オキシクリーンで壁紙を掃除!フローリングもソファも!リビングを丸ごときれいにする方法

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 オキシクリーンで壁紙を掃除!フローリングもソファも!リビングを丸ごときれいにする方法

2019.08.22

いつのまにかリビングのフローリングがザラついて足元が不快になったり、白いはずの壁紙が黒ずんでいたり、長い時間を過ごすリビングはなにかと汚れがたまりがちです。ゆったりとした気分でいるためにも、常に清潔にして居心地のよい快適な空間を保っておきたいところですよね。
そこで、強い味方になってくれるのは「オキシクリーン」です。オキシクリーンは酸素系漂白剤で、汚れのみに効果を発揮して洗浄ができる万能な洗剤と言われており、気になるリビングの汚れをピカピカにする効果も期待できます。オキシクリーンを使用し、フローリングの床、窓、壁紙、ソファ、空気清浄機を実際に掃除してみました。

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リビングをオキシクリーンで掃除してみた! Before・After

↑Before
くすんだフローリングの床


↑After
オキシクリーン液で拭き掃除をするだけで、ワントーン明るくなりました!


↑Before
何かを引きずって黒い線が入っているところも…


↑After
黒い線が消え、きれいに!


↑Before
砂ぼこりでくもったように見える窓ガラス


↑After
オキシクリーン液で拭き掃除をするだけでピカピカです。


↑Before
手垢の黒ずみや、茶色っぽくはねたような汚れが気になる壁紙


↑After
オキシクリーン液でパックをすると、真っ白に元どおり!


↑Before
子どもがおやつ後に手を洗わず、汚れてしまったソファも…


↑After
オキシクリーンを使用すれば、なかったことに!

オキシクリーンひとつあれば、フローリングの床、窓、壁紙、ソファをきれいにすることができました! リビング掃除には、オキシクリーンが簡単で便利なんです。

万能な洗剤「オキシクリーン」とは?

オキシクリーンとは、酸素系漂白剤です。
主成分は、過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エトキシレート)、炭酸ナトリウム、洗浄補助剤で、柔軟剤が含まれているものもあります。
※アメリカ製の場合です。日本製には界面活性剤は含まれません

オキシクリーンは、酸素の泡の力で汚れを浮き出させて引き離し、洗浄する洗剤です。すべての色素を漂白する塩素系漂白剤とは違い、汚れのみを洗浄するため、色柄物にも使用できる点がポイント。そのため、衣類などの洗濯をはじめ、キッチンやお風呂場、トイレなど家中の掃除にまで多目的に使用できる万能な洗剤なのです。
また、酸素の泡の力で隅々まで洗浄できることから、においの元となる汚れを取り除き、スッキリとしたさわやかな匂いにする消臭効果も発揮します。

◼︎オキシクリーンの基本的な使用方法
1. 40〜60度のお湯にオキシクリーンを投入し、かき混ぜてよく溶かす
2. 20分以上、6時間以内のつけおきをする

◼︎高い効果を得るための注意点
・酸素系漂白剤の効果が発揮できる温度が40〜60度なので、より高い効果を得るために守ってください。洗浄するアイテムにより、高温にしすぎないほうがいい場合もあります
・オキシクリーンはよくかき混ぜて完全に溶かしきってください
・つけおき時間は、アイテムや汚れ具合によって異なりますが、6時間以上経過すると効果を発揮しなくなります。オキシクリーン液のつくりおきは不可です
・素手でオキシクリーン液に触れると手荒れをおこすこともあるため、ゴム手袋などを使用してください
・ご紹介しているオキシクリーン液の濃度はあくまでも目安です。汚れ具合によって自己責任のもと調節してください

では、オキシクリーンを使い、リビング全体をまとめて掃除してみましょう!

フローリングの床をオキシクリーンで掃除する方法

40〜50度のお湯4リットルにオキシクリーン大さじ1程度をを投入し、よくかき混ぜてオキシクリーン液をつくります。


ゴム手袋をし、オキシクリーン液を染み込ませて絞った雑巾で、フローリングの床の汚れが気になる部分を中心に全体を拭きます。


拭き終えたら、雑巾をきれいな水ですすいで絞り、オキシクリーン液を拭き取るために水拭きします。仕上げに乾いた雑巾で乾拭きをして完了です。

フローリングにつきやすい汚れは、食べこぼしの油汚れや皮脂など、油分を含むものが多くを占めます。オキシクリーンは油汚れに強い洗剤なので、フローリングの拭き掃除にぴったり! 普段の洗剤をオキシクリーン液に変えるだけでサラッとして快適なフローリングになりますよ。

◼︎注意点
・フローリング掃除用のオキシクリーン液は、薄めの濃度で十分です。濃度が高いと拭き取りにくくなり、白っぽく残ってしまいます。
・フローリングのワックスによく使用される樹脂系ワックスであれば、オキシクリーンで傷める心配はありませんが、傷のある部分の使用は避けてください。さらにめくれてしまう可能性があります。また、油性ワックスをかけたフローリングはワックスをはがしてしまうため、使用を避けてください。

オキシクリーンで窓の拭き掃除も簡単に!

フローリングの床に使用したオキシクリーン液と同濃度のものでOKです。

フローリングの床と同様に、オキシクリーン液を染み込ませた雑巾で窓の拭き掃除もできます。窓の汚れが気になるときは、ついでに窓もピカピカにしてしまいましょう! 仕上げの水拭きと乾拭きも行ってくださいね。

オキシクリーンで汚れた壁紙をきれいにするには?

40〜50度のお湯1リットルにオキシクリーン小さじ1程度をを投入し、よくかき混ぜてオキシクリーン液をつくります。


オキシクリーン液をつけたキッチンペーパーをしっかりめに絞り、汚れの気になる部分に貼り付けて20分ほどパックをします。


パックをしていたキッチンペーパーで汚れを軽くこすりながら拭き取ります。


きれいな水で濡らして絞った雑巾で、オキシクリーン液を拭き取ります。

オキシクリーンは、手垢の黒ずみやタバコのヤニの黄ばみにも効果的です。

◼︎注意点
・濃度が高いオキシクリーン液を使用すると、壁紙のまわりの色と比べて白くなりすぎてしまい、逆に目立ってしまうこともあります。薄めのオキシクリーン液を使用すること、端のほうの目立たない場所で試してから行ってください。
・オキシクリーン液をつけたキッチンペーパーはしっかりめに絞らないと下に垂れたり、液だれの跡を残す可能性もあります。乾燥しない程度で絞ってからパックをしてください。

ソファやカーペットの汚れにもオキシクリーンの出番です

壁紙に使用したオキシクリーン液と同濃度のものでOKです。

ソファの汚れが気になるときにも、オキシクリーンの出番です!
ソファには、皮脂や食べこぼしなどの油汚れがつきやすく、放っておくと落ちにくくなってしまいます。

タオルにオキシクリーン液を染み込ませ、トントンと叩くように汚れた部分に付けます。
5分ほどおき、きれいな水で濡らしたタオルでオキシクリーン液を吸い取るように再度トントンと叩き、仕上げに乾いたタオルで水けを取って完了です。

狭い範囲の汚れには、少量のオキシクリーン液があれば十分です。壁紙汚れを掃除するときに、同時にできますよ。
また、ソファだけでなく、カーペットも同様の方法できれいに。

◼︎注意点
・オキシクリーンは、水洗いできる生地のみに使用できます。水洗い不可のウール、シルク、麻などの天然素材や革などには使用しないでください。
・はじめてオキシクリーンでシミ抜きをする場合、目立たない場所で試してから使用することをおすすめします。

時間に余裕があるときには、空気清浄機のフィルター掃除もオキシクリーンで!

リビングの空気清浄機のお手入れもオキシクリーンにお任せ!
フィルターを取り外して、軽くホコリを取っておきます。


40〜50度のお湯4リットルにオキシクリーンを30gほど(付属スプーン ライン1)投入し、オキシクリーン液をつくります。
30分〜1時間ほどつけおきします。


水で洗い流し、乾燥させてから元に戻します。

オキシ漬けをするだけで、簡単にきれいになりました。
時間に余裕のあるときには、空気清浄機のフィルターチェックもお忘れなく!

オキシクリーンで掃除をすると、リビングがまるごとピカピカになります。簡単にできるので、こまめな掃除も面倒に感じないはず。オキシクリーンで快適なリビングをキープしてくださいね。

文/グンジ カナ

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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