気だるい朝もシャキッと動ける!「やる気スイッチ」が入る3つのアクションとは?開ける、見渡す、絞る⁉

ライフスタイル

2019.10.15

目覚ましが鳴って、朝がはじまる。なんとか布団から抜け出したけれど、どうにもやる気が出てこない――。そんなとき、すぐにシャキッと動くためのやる気スイッチがあります。この記事では、今すぐ誰にでもできる3つの行動をご紹介します。

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【STEP1】実際にボタンを押すイメージで動き出そう。まずは窓を「開ける」から

1つ目の行動は、窓を「開けて」換気することです。「そんなこと?」と思われるかもしれません。でも、こんな小さな行動なのに、その効果は絶大です。
換気をするためには、立ち上がって動き出さなければいけません。この「動く」というのが大事なポイント。やる気が出ないときに座ったままや寝転んだままでいると、その状態の心地よさからなかなか抜け出せません。かといって、いきなり「家事をしよう!」と考えると面倒に感じる人もいるはずです。特に家事がきらいだったり、不得手だったりする人はその傾向が多いのではないでしょうか。苦手なことほど「がんばらなくちゃ」と自分を奮い立たせるのにはエネルギーが必要だからです。
換気をするというのは、シンプルな行動です。換気をするために立ち上がる。新鮮な空気を吸って爽やかな気分になる。これこそがウォーミングアップになるのです。窓を開けるとき、実際にボタンを押すようなイメージで扉を開いてみましょう。間違いなく、あなたのやる気スイッチも入るはずです。

【STEP2】新鮮な空気を吸いながら、部屋の中を「見渡し」てみる。

さて、窓の外から外気が流れ込んできました。晴れた日の爽やかな風。雨の日の湿ったにおい。その日の天気を実感することもできます。外の新鮮な空気を吸い込んだら、次のやる気スイッチを押しましょう。
2つ目のスイッチは、部屋の中を見渡してみることです。左から右へ、ぐるりと円を描くように、ゆっくりと、一つひとつのものに注目しながら部屋の中を眺めてみてください。すると、気になる場所が見えてきます。乾いたのに畳まれていない服。出しっぱなしのコップ。充電されずに置かれたままのスマホなど。そうしたやり残しの家事を見つけたら、さっと片づけてしまいます。
この「見渡す」のステップは、リズムよく動いていくために必要なものです。自分の目線にあるものだけを見ていると、目についたものから1つずつ片づけていくことになります。でもそれは得策ではありません。時間がかかるものから先にやったほうがいいし、同時に片づけられることもあります。見渡すと、そうした優先順位を見つけやすいのです。
逆に気になる場所がないときは、昨夜の自分のがんばりが見えます。きちんとできていると実感できると、すっきりした気分ですぐに朝の家事に取りかかることができます。

【STEP3】今すぐしたいことを、3つに「絞って」みる

最後に、これから行う家事や準備を3つに「絞って」みましょう。「3」という数字は、マジックナンバーと言われています。2つや4つではなく、3つというのがとても大事。3という数に人は安定感を覚えるらしく、記憶に残りやすい数です。
朝のやるべきことは多岐に渡ります。それが頭の中にふわっとある状態だと、何から手をつけていいかわからなかったり、とりあえず動いて失敗したりします。だから、特に優先してしたいことを3つだけ選びます。そして、他のことは一旦忘れ、その3つを終えることに集中します。これをくり返していくと、たっぷりあるはずの朝じたくが、みるみる終わっていきます。

ゆとりのある朝時間を過ごすためには、起きてすぐに、自分のやる気スイッチを入れることが大切です。ここでは、誰でも今すぐできる工夫として、「開ける」=換気、「見渡す」=俯瞰、3つに「絞る」というアイディアをご紹介しました。まずは窓を開けるところからはじめてみませんか。

文/三條凛花 http://365kaji.blog.jp/
整理収納アドバイザー。時間の使い方を整えることで家事や片づけがラクになる方法を提案している。著書に『時間が貯まる魔法の家事ノート』(扶桑社)など。

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