家計が「苦しくなりそう」は6割!初心者さんにもおすすめしたい人気の副業は?

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2021.02.25 更新

新型コロナの感染拡大により、これまでの「常識」が大きく変わってしまった2020年。今年も引き続きその影響は続きそうですが、ママにとって家計への影響は頭の痛い問題ですよね。 そこで今注目されているのが、「副業」という新しい働き方の選択肢。「何をどうすればいいの?」という初心者さんにこそおすすめしたい副業をいくつかご紹介しながら、その魅力とメリットについて解説します!

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2021年は家計が「苦しくなる」と予想する働くママは約6割!

アンケート結果出典:twitter.com

新型コロナ感染拡大の影響を受け、働く人の多くが自身の「働き方」について考えさせられた2020年。実際今もテレワークを実施している企業は全体の25%程度とされ、新しい働き方スタイルの1つとして定着されつつあります。

ビースタイルグループが運営する調査機関「しゅふJOB総研」が575人の働く主婦層を対象に実施した「家計と収入の増やし方」をテーマにしたアンケート結果によると、「家計が苦しくなりそう」と答えた働くママは全体の6割にも達しました。

家計の不安を感じる理由としては、「コロナ禍による業績悪化のため夫の収入が下がる可能性がある(40代/パート・アルバイト)」や「自分がコロナ失業中で、元の収入レベルの仕事に就けるか怪しい(30代)」などの経済面でのリアルな問題はもちろん、「学校がコロナで休校になったため、子どもたちを留守番させてしまい寂しい思いをさせてしまったのでパートを辞めざるをえなかった(40代)」といった働くママならではの切実な悩みも目立ちました。

アンケート結果出典:twitter.com

さらにこの家計予測を2018年からの3年間で比較してみても、「家計が苦しくなりそう」と予想した働くママは2020年がもっとも多く、逆に「ゆとりができそう」と答えた人は9.0%と初めて1割を切る結果に。

新型コロナの流行による収入格差は職種や雇用形態によっても大きな違いがあるとされていますが、実際の数値はもちろん、社会全体を包む先の見えない不安がこのアンケートに現れているのかもしれません。

「副業」に前向きな企業も増加中!

電卓と収入出典:www.photo-ac.com

家計のピンチを脱するためには、ストレスのかさむ無理な節約よりも手っ取り早く収入を増やすことが一番。とはいっても新型コロナの影響で本業での収入アップが見込めないとなれば、なにか別の方法を考えないといけません。そこで注目したいのが、近年、働く現役世代にも人気の「副業」です。

これまで日本の多くの企業では、「社員の労働時間が過剰になり本業に影響が出る可能性がある」「社員が転職してしまう可能性がある」などの理由から、副業は原則良しとされてきませんでした。しかしここ数年の働き方改革に加え、去年から続く新型コロナ流行による大きな社会情勢の変化が。

あるデータによると、現在副業・兼業を認めている企業は全体の49.6%ですが、将来的に認める・拡充する予定の企業は約8%増の計57.0%となっています。何が起こるか分からないこれからの不安定なご時世、「働き方」そのものに変化の必要性を感じる人が増えるのは当然のことなのかもしれませんね。

約半数のママが「副業はアリ」と回答!

アンケート結果出典:twitter.com


「しゅふJOB総研」のアンケート結果によると、「本業以外で収入を増やすとしたら?」質問に対し「副業」と答えた人は約半数の45.7%。もっとも効率の良い収入アップ法の選択肢として、副業を前向きにとらえているママはやはり多いようです。

続いてTポイントなどの「ポイントをためる」、メルカリなどを利用した「中古品など所持物を売る」方法も人気。電子マネーの普及に伴うポイント還元や、無駄買いを防止しエコにもつながる新しいフリマアプリサービスに注目が集まるのもうなずけます。

ところが2018年からの3年間の変異を見てみると、意外なことに「ポイントをためる」は年々減少傾向、「中古品を売る」は新型コロナ禍による外出自粛中に自宅の断捨離を行う家庭が増えたことでわずかに持ち直しましたが、それでも2018年に比べると少ない印象です。これらとは対照的に、年々増加傾向にあるのが「副業」。本業には及ばずとも安定した収入アップが期待できる「副業」が、新しい時代の働き方として広く認知され始めたといえそうですね。アンケート3年比出典:twitter.com

一日の「すき間時間」にできる副業に注目!

副業と一口にいっても、その内容やシステムは実にさまざま。仕事に家事に育児に忙しいママならなおのこと、自宅での「すき間時間」を活用できるものならうれしいですよね。

データによると現在、実際に「副業」を行って副収入を手にしている人は全体の約1割。さらにそのうち実に3割がコロナ禍に伴う収入減や働き方改革によって副業を開始したと答えているのですから、新型コロナが社会に与えた影響がいかに大きいものかがわかります。

また、新型コロナの影響で本業の収入が下がった人の統計を見ると職種による差は大きいものの、そのうち約半数が5万円以下の収入減。この収入減だけでも副業でカバーできたら、家計もずいぶん楽になるのではないでしょうか。次は初めてでも安心な、特に女性におすすめしたい副業をいくつかご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

●アンケートモニター


スマホやパソコンがあれば、誰でも気軽に始められる初心者にもおすすめのアンケートモニター。ノルマもなく家事の合間や移動時間などのすき間時間を有効活用できるので、無理なく自分のペースで続けられます。
1問数円程度~のウェブアンケートはもちろん、会場調査やグループインタビューなどの現地アンケートに参加できれば、1件あたり数千円~の高額収入をゲットできるチャンスも。最初はお小遣い程度でもコツを掴んで件数を重ねることで、月数万円程度を稼ぐことも可能ですよ。パソコンと女性出典:

●クリエイティブ(ライター・デザイナー・製作)


クラウドソーシングを利用すれば、自分の得意分野を活かしながら副業することもできます。たとえば記事の執筆なら豊富なジャンルから好きなことや詳しいものなど書きやすいものを選び、決められた字数や締め切りを守って原稿を書きます。報酬単価は1文字1円程度がもっともポピュラーで、1件あたり大体数千円程度。

また手先が器用な人であれば、ハンドメイド作品をネットで販売するのもおすすめ。minne(ミンネ)BASE(ベース)など最近は自分のネットショップを簡単に開設できるサービスが充実しているので、より合ったものを探してみましょう。余計な初期費用がかからず、価格設定も個人で行える点もポイントですよ。自分の作品に固定のファンがついてくれれば、モチベーションもアップもさらにアップしそうですね。パソコンの前で書く女性出典:www.photo-ac.com

●代行業

代行出典:www.photo-ac.com

高齢化・共働き家庭が増えたことで、最近はニーズがずいぶん高まっている代行業。たとえば忙しくてなかなか家事の時間が取れない夫婦に代わって掃除や食事の支度をしたり、ベビーシッターなどの依頼も。特に家のことを任せやすいという安心感から、女性の指名率が高いのもうなずけます。
会社やサービスの内容によっても異なりますが、時給は1時間千円~数千円程度が相場。家事や赤ちゃんのお世話が得意だという人は、ぜひ選択肢に入れたい副業の1つですね。

●投資系


しっかり勉強してまず専門知識をつけてからという大前提はありますが、投資系は上手にやり繰りできれば多額の副収入を手にできるチャンスも。新型コロナの影響で経済は確実に疲弊しているのに、それに反し日本平均株価は上昇し続けるという奇妙な逆転現象はニュースでもたびたび話題になっていますよね。

投資系は気になるけどできる限りリスクは避けたい…、そんな初心者さんでも少額で始められて投資の勉強もできるプチ投資アプリも最近は増えています。生活費を圧迫することなく貯まったポイントで運用できるサービスも。おうち時間が増えた今だからこそ、この機会に副業も兼ねて本格的に投資の勉強をしてみるのもいいかもしれませんね。投資出典:www.photo-ac.com

ひと昔前までは、終身雇用や中途採用者に対する就職差別も珍しくなかった日本。ここ数年の働き方改革に加え、2020年に大流行した新型コロナウイルスの出現は、私たちの生き方そのものを変える大きなきっかけとなりました。収入格差を会社に丸投げするのではなく、価値観1つで好きな人生を選べる、ある意味自由な時代が訪れ始めているといっても過言ではありません。

「副業」は家計のピンチを救うためだけのツールではなく、スキルアップ新しい人生観を手に入れるための選択肢の1つ。気になる人は、より良い未来のためにまずは好きなこと・興味のある分野からスタートしてみてはいかがですか。

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