骨があって子どもが嫌がる魚。そんな時におすすめ“魚料理3つの工夫”

家のこと

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 骨があって家族が嫌がる魚。もっと手軽に魚料理を出す3つの工夫

2022.01.24

下処理が大変だったり、骨があって子どもが嫌がる魚。でも栄養的にも家族に魚を食べてもらいたいですよね。どんな魚にするかを選べば、もっと手軽に食卓に出せますよ。「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さんに、手軽に食卓に魚料理を出す工夫を伺いました!

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【1】刺し身用のサクなら骨がなくかんたん

刺身用サク

刺し身用のサクは、骨がないので子どもも嫌がらず、しかも調理がかんたんです。さっと塩を振ってしばらく置き、水けを拭き取ったらもう料理をはじめられます。
おすすめのアレンジは2つ。

【白身魚とわかめのレンジ蒸し】
刺身用サク
白身魚のサクに、料理酒・白だし・ごま油を振りかけ、乾燥わかめを浸してしばらくおきます。あとは火が通るまで2分から3分ほどレンジ加熱。あっという間に完成します。

【鮭のホイル蒸し】
刺身用サク
アルミホイルに油を塗り、カットした野菜と、サク用のサーモンを入れ、調味料を振ります。アルミホイルで包み、両方をキャンディのようにねじったら、水を入れたフライパンで加熱。10分前後が目安です。

調味料は醤油、レモン汁、バター、味噌などお好みで。野菜はカットして冷凍しておくと、忙しい朝でもあっという間に完成します。ほったらかしでできるので、火にかけている間に配膳したりと時間を使えるのも便利!

【2】漬けて焼くだけ。包丁いらずなお刺身

刺し身

お刺身は、買ったその日のうちに下味をつけます。白だし、めんつゆ、醤油・酒・みりんなどお好みで。あとは食べるときに油で両面を焼けば完成です。

【アレンジ例】
・醤油+チューブしょうが+ごま油
・焼き肉のたれ+煎りごま
 

【3】缶詰をフル活用 「ツナ缶」「サバ缶」を常備しておくと便利

缶詰

サバ缶とツナ缶は、常備しておくことをおすすめします。お魚は日持ちしないことも多いので、仕事のある平日はスーパーに行けない……という人でも、いつでもお魚を食べるためのマストアイテムです。

【ツナ缶のアレンジ例】
とにかく野菜に合わせてみましょう。
もやし、水菜、ゆでたほうれんそうなど、野菜と和えるだけで一品完成です。

・好きな野菜とチーズ+マヨをかけてレンチン
ツナ
野菜にマヨネーズ、ツナ、溶けるチーズをかけてレンジ加熱すると、かんたんに一品完成します。写真ではトマトと合わせています。お弁当用カップに冷凍ブロッコリー、マヨネーズ、ツナ、味噌を入れて1、2分加熱すると、お弁当にぴったりのかんたんおかずに!
 

【サバ缶のアレンジ例】
サバ缶は汁ごと味噌汁に入れるだけ!

カレーやパスタなど、検索するといろいろなアレンジ方法が見つかるサバ缶。おすすめは、汁ごと味噌汁に使うこと。考えなくていいのでとてもかんたんです。

魚を料理するのが面倒なのは、下ごしらえが大変なことと、子どもが骨を嫌がること。この2点がネックになっているケースが多いです。そのためこれらをクリアする食材を選ぶことで、今より手軽に魚を出せるようになりますよ。

ぜひ食卓に取り入れやすいこの方法で、魚料理を楽しんでくださいね。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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