教えてくれたのは……Samiaさん
整理収納アドバイザー1級。家事をラクにするための収納アイデアを発信。
YouTubeチャンネル名:Samia片付け収納チャンネル
Instagramアカウント名:samia.housework
キッチン収納の鉄則とは
キッチンにはシンク・調理台・コンロの3つのエリアがあります。
各エリアごとに、使うモノを収納することがキッチン収納の鉄則です。
さらによく使うモノは使う場所のすぐ近くに、片手でサッと出し入れできるようにするのがオススメです。
日々の料理や後片付けの手間を減らすと、家事の効率がアップして時間短縮できますよ。
〈わが家のキッチン収納実例〉調理台まわりの収納
わたしは家事にあまり時間をかけたくないので、家事効率を最も重視したキッチン収納にしています。ここからはわが家のキッチンをご紹介します。
調理台まわりの収納からご紹介です。
調理台まわりには、調理に使うモノを収納しています。
つり戸棚には比較的使う頻度の高い調理道具を収納しました。
手が届きにくい上段は持ち手付きの収納ボックスがおすすめです。
1.お弁当グッズはつり戸棚の持ち手付き収納ボックスを活用
わが家では持ち手付きの収納ボックスにお弁当グッズや卵料理グッズを入れています。
2.ボウルやバッドは収納つり戸棚の下段に
取りやすい下段にはよく使うボウルやザル、バッドなどを収納。
重ねて入れると下のモノが取り出しにくくなるので、コの字ラックを使ってスペースを上下に仕切りました。
3.計りなどの平べったいモノは縦に仕切って収納
計りなどの平べったいモノは縦に仕切って収納。
隣のモノと干渉しないので、出し入れしやすくなります。
4.ラップやホイルの収納は下段の取りやすい位置に
小さいほうのつり戸棚にはラップやホイルなどを収納。
こちらも無印良品のコの字ラックで仕切って2段にしています。
よく使うモノは下段の取りやすい位置に。
5.水筒や食パンスライサーの収納はつり戸棚の上段に
上段には水筒や食パンスライサーなど使用頻度の低いモノを入れています。
6.まな板やキッチンペーパーの収納はつり戸棚下のスペースを活用
キッチン収納が少なくてモノが入りきらない場合は、つり戸棚下のスペースを活用するのがオススメです。わたしはまな板やふきんをかけたりキッチンペーパーを収納したりしています。
7.箸やカトラリーの収納はカウンターに
箸やカトラリーは1軍と2軍に分けて、1軍のみカウンター上に置いています。
ダイニングテーブルから手が届くので、わざわざ運ばなくて済みます。
洗ったあとしまうのもラクです。
8.調味料の収納はフタが透明の容器をセレクト
調理台下には調味料を収納しています。
引き出しには容器に詰め替えた砂糖や塩などが入っています。
上から見下ろしたときにわかりやすいように、フタが透明の容器をセレクト。
それぞれの容器に計量スプーンをセットして、できるだけ調理中の手間を少なくしています。
9.しょうゆやみりんなどの背の高い調味料は調理台下に
調理台下の収納はもともと付いていたラックを外し、引き出し式の収納ラックを置きました。ラックの上段にはかたくり粉やスパイス、お茶のパックなどが入っています。
下段にはしょうゆ、酒、みりんなどの背の高いモノを収納。
ごま油とオリーブオイルは、炒め物に使うより調味料として使うことの方が多いので、コンロではなく調理台下に収納しています。
扉裏のフックにかけているビニール手袋は、ハンバーグをこねたり、お肉にかたくり粉をまぶしたりするときに使います。
〈わが家のキッチン収納実例〉コンロまわりの収納
コンロまわりには加熱調理に使うモノを置いています。
フライパンはレンジフードにひっかけて収納。
無印良品のフックは先が細くなっていてかけやすいところがオススメです。
お玉や菜箸はキッチンツールスタンドに立てて、調理中片手でサッと取れるように。
サラダ油を入れているボトルは、フタの開閉なしで傾けるだけで使えるモノを選びました。
歯ブラシスタンドは料理中に菜箸を立てるのに使っています。
キッチンを片付けて家事を効率化しよう
朝晩キッチンを使っている人は、キッチンの効率化を図ると日々の家事負担が大幅に削減できます。ぜひ週末にでも片付けにチャレンジしてみてください。
※2022年6月時点での情報を基に記事を作成しています。店舗の地域やタイミングなどによっては現時点で販売していない可能性もございます。
▼Samiaさんの動画では鍋類の収納やシンクまわりの収納などをご紹介しています。