照明器具は結構汚れている……
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
照明器具は天井など高い位置にあるため、忘れがちで掃除がしにくい場所です。
主な汚れは「ホコリ」ですが、光に吸い寄せられて入り込んだ「虫の死がい」があることも。
キッチンに近い照明は、調理中の油を含んだ空気とホコリが合体した「しつこい汚れ」に変化しているかも……。
実は、照明器具の掃除は部屋別でお掃除法が変わります。
今回は、”場所別に適した掃除法を使い分けて効率的にお掃除する方法”をご紹介します。
照明器具のかんたん掃除法
【使うもの】
- ドライシート
- 伸縮ホコリ取りワイパー
- アルカリ電解水
寝室の照明器具の掃除術
寝室の照明器具の主な汚れは「ホコリ」。使うものは、「ドライシート」だけです。
まずは照明器具のスイッチをオフにします。
高い位置のため、足元に注意して照明器具のカバーを取り外してくださいね。
カバーの中や外側のホコリを「ドライシート」で拭き取ります。ホコリ汚れが主なので洗剤は不要です。もし、虫の死がいやゴミ等があれば、ティッシュや掃除機で取りましょう。
高い位置の照明器具の掃除術
高い位置にある照明器具も、主な汚れは「ホコリ」です。持ち手の長さを自由に変えられる「伸縮ホコリ取りワイパー」を使います。
普段手が届かない場所も楽にお掃除できますよ。
天井に埋め込みタイプの照明も、持ち手を伸ばしてくるりと回せば、ホコリをかんたんに取りのぞけます。
キッチン、リビングの照明器具の掃除術
「キッチン」や「キッチンに近いリビング」の照明器具には、「油」と「ホコリ」が混じったしつこい汚れがついています。ここは、「アルカリ電解水」と「ドライシート」を使います。
アルカリ電解水とは、ベタベタした油汚れなどを落とすのに便利な洗剤です。水から作られた洗剤なので安全性が高く、二度拭きは不要。ただし、洗浄力が強いため手袋を着用して使用することをおすすめします。
アルカリ電解水は、100円ショップやホームセンターなどで売られていますよ。
電球を取り外します。
ドライシートにアルカリ電解水をスプレーし、電球をやさしく拭き取ります。
拭いた後は完全に乾くまで、布の上(落下防止のため)に置いておきます。
照明器具本体にも「アルカリ電解水をスプレーしたドライシート」で拭き掃除をします。
電化製品は基本的に水は厳禁。照明器具に直接スプレーせず、シートへ塗布してくださいね。
感電防止のため、ここも電気のスイッチはオフにして掃除に取り組みましょう。
年に1度は取り組むのがおすすめ
照明器具のお掃除は、頻繁に掃除しなくとも年に1~2回でOKです。
照明器具の主な汚れは「ホコリ汚れ」。基本的な掃除法は、ドライシートなどでホコリを取り除くだけ。
キッチンやリビングなど油汚れと混じった場所では、アルカリ電解水でさっとひと拭き。
場所別で掃除法を変え、その場に適したやり方で取り組みましょう。
照明器具を掃除した後は、いつもより部屋が明るく感じますよ。