お刺身を使って手軽に
鯛は丸ごと一尾使うのが本格的ですが、生魚の処理、しかも鱗がかたい鯛は、大変苦労します。また、炊き上がりに骨を取り除くことも考えると、どうしても面倒に感じます。
そこで、お刺身を使って手軽に炊飯器で炊き上げてしまいましょう。お刺身ではなく、皮がついた切り身の場合は、皮目を少しグリルで焼いてから同じように炊きあげれば、香ばしさが増します。
炊飯器で鯛の炊き込みご飯:調理時間60分(米の浸水時間のぞく)
<材料>2合分
- 米……2合
- 酒……大さじ1
- 醤油……大さじ1
- 塩……小さじ1
- 鯛刺身(切り身)……100g
- 塩昆布……大さじ1
- 生姜細切り……大さじ1
<作り方>
1. 米はといで内窯にセットして、同量の水と一緒に30分浸水させます。
2. 鯛はひとつまみの塩(分量外)を振りかけて10分ほど置き、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
3. 浸水を終えた内窯の米に酒、醤油、塩を加えてまぜ、上に鯛、塩昆布、生姜を乗せて普通炊飯します。
4. できあがりは、よくまぜてどうぞ。
味付けは和風にしましたが、仕上げにオリーブオイルをひと回しかけて風味をつけるのもよいでしょう。
ごま油を使うとちょっとだけ中華風になります。