油あげの「油抜き」してますか?
料理に「油あげ」を使う際、「油抜き」をしているという人も多いと思います。
必ずしもしなければいけないものではありませんが、油を落とすことでカロリーが減ったり、味がしみ込みやすくなったりするため、できれば下準備として油抜きをしておきたいですよね。
しかし、油をたっぷり吸った油あげを茹でたり、お湯をかけて絞ったりすると、油汚れの洗い物が増えてしまって面倒……。
そんなとき「空になった牛乳パック」を使うと、上手に油あげの油抜きができるんだそう。
牛乳パックをどんな風に活用するのか、実際にやってみました!
牛乳パックを使った「油抜き」の方法
空になったあと、きれいに洗って乾燥させてから切り開いた「牛乳パック」を使います。
1.まず、シンクの中に「牛乳パック」を内側が上になる状態に広げて置きます。
そして、あとで真ん中で半分に折るため、牛乳パックの中央線より片側に「油あげ」を置きます。
写真では1枚ですが、2枚重ねて行っても問題ありません。
2.沸かしたお湯を、「油あげ」の全体にたっぷりかけます。
このとき、途中で「油あげ」をひっくり返して両面にお湯をかけると、よりしっかり「油抜き」ができますよ。
3.牛乳パックを半分に折って、持ち上げます。
4.牛乳パックに挟まれた「油あげ」が落ちないように、両手でしっかり持ちます。
そして、牛乳パックごしに「油あげ」を絞るように、両手でギュッギュッと全面を押さえつけます。
※注意
熱湯をかけたばかりなので、牛乳パックごしでもかなり熱いです。
この作業は少し時間をおいて、手で持てる温度まで下がってから行ってください。
5.牛乳パックの下から油を含んだお湯が出てきます。
押したときに、ジュクジュクという油が搾られる音が小さくなったら「油抜き」の完了です!
6.「油抜き」が完了した「油あげ」は、余分な油が搾られてペチャンコ状態です。
牛乳パックは「油抜き」を終えたあとも便利に使える!
「油抜き」に使った牛乳パックは、そのまま「まな板」代わりに使えるところもとても便利!
いくら油を多少落とした「油あげ」でも、やはりまな板で切ると油がついてギトギトになってしまい、洗うのが大変ですよね。
しかし牛乳パックなら「油あげ」を切ったあと、そのまま捨ててしまえるので本当に楽ちんです!
切り開いて保管していた「牛乳パック」が、面倒な「油あげの下準備」をこんなにラクにしてくれるなんて驚きです。
特別な道具は不要、洗い物も少なくなって時短にもなるので、ぜひお試しくださいね。