教えてくれたのは……お掃除職人きよきよさん
いかに労力を少なくラクに掃除ができるかをコンセプトにした掃除術をYouTube(お掃除職人きよきよ)で発信中。
ガラスについて取りにくいシール跡
今回は、ガラスについたシールやノリのきれいなはがし方についてご紹介します。断熱性を考えて、ガラスに気泡緩衝材(プチプチ)を貼っていませんか?
今回掃除するガラスには、気泡緩衝材の跡があります。この跡は、やり方を間違えると落ちないんです。
小さいガラスに、フィルムを貼っている方もいるのではないでしょうか? 気泡緩衝材やフィルムは、はがすと汚くビニールが残ったりします。
使う道具は「ガラススクレーパー」
今回掃除に使う道具は、ガラススクレーパーです。ガラススクレーパーは、カッターの刃が先についています。
パーティーなどで貼ったシールやガラスのフィルムをはがすのに便利な道具です。刃物を選ぶ際は、土台がしっかりとした道具がおすすめです。
「シールを簡単にはがす」掃除術
今回ご紹介する掃除方法は、ガラスに貼った気泡緩衝材の跡やはがせなくなったフィルムをきれいにはがす方法です。子どもが貼ったシールや目隠しに貼ったフィルムにも活用できます。
用意するモノ
- スポンジ
- 中性洗剤(食器用洗剤)
- ガラススクレーパー
- ゴム手袋
- スクイージー
注意点
- 古くなったフィルムをはがす際は力を入れる場合もあるので、土台がしっかりしているものを選びましょう。
- 刃物は、アクリル板や洗面台の鏡には使えません。アクリル板には傷が入ります。洗面台の鏡はくもり止めをしている場合が多いので、絶対に使わないでください。
- 刃を立てて強くこすると、ガラスが傷つきます。使う際は刃物を斜めに当てて、丁寧に軽くこすってください。
- 注意事項などをよく読んでからお使いください。
掃除方法
手順1.ガラス全体に洗剤をこすりつけて滑りやすくする
スポンジをぬらして、中性洗剤(食器用洗剤)を少し、垂らします。洗剤をガラス全体に、こすりつけるようにします。洗剤をつける目的は、刃を滑りやすくするためです。
手順2.刃を滑らせながらはがす
刃を立てて強くこすると傷がつくので、斜めに当てて、丁寧に軽くこすりましょう。
室外機などが近くにあり、作業がしにくいと感じたときは、窓を入れ替えると作業がしやすくなります。
手順3.取り残しがないようにする
しあげがきれいになるように、取り残しがないようにしていきます。再度スポンジで中性洗剤をガラス全体にこすりつけて、刃を滑らせながら、はがしていきます。泡で跡が見えないですが、手の感覚でわかります。
取れていない部分は引っ掛かり、ペリッとめくれる感覚があります。ぜひ、参考にしてみてください。
手順4.カスを取り、拭き取る
ガラスについたカスを取り、スクイージーで拭き取ります。
きれいに落とせる
掃除前は、気泡緩衝材をはがした跡が一面に残っていました。
掃除後は、ついていたビニールがきれいに落ちています。
いかがでしたか? ガラスに貼った気泡緩衝材の跡やフィルムは、洗剤とガラススクレーパーできれいにはがせます。掃除の方法のひとつとして、ぜひ参考にしてみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。