「クッキングシート」が丸まって広がらない!
クッキングシートはラップのように丸まった形で売られていますが、素材の関係で丸まりやすいですよね。
いざ使おうと思って引き出したものの、クルンと丸まってしまい、広げた状態をキープできないことも……。
そんなときに使える「クッキングシートを型にピッタリ合わせる方法」を見つけたので、実際にやってみました!
クッキングシートを賢く扱う3通りの方法
1.フラットな場合
お皿や平らな天板にクッキングシートを敷きたいのに丸まって困ってしまうときは、いったん手でクシャクシャに丸めてしまいます。
シートを一度クシャクシャにしてから広げて伸ばせば、フチが丸まることなくフラットな状態になりました。
乱暴なやり方かと思いきや、広げてみると思ったよりシワは気になりませんでした!
2.丸型の場合
次に、ケーキを焼くときに使う丸型の場合。
こちらは丸型に合わせてクッキングシートをハサミでカットします。
まず、写真の赤い線の部分を折っていきます。
1.クッキングシートを折り紙のように4つ折りにします。
2.4つ折りになったら、広げたときに中心にくる部分が鋭角になるように三角に折ります。
3.三角形になったら、さらにその半分に折ってください。
4.最終的に、細い三角形になります。
裏返しにしたケーキ型の中心にクッキングペーパーの尖っている部分を当て、型のフチの部分で外側に折ります。
クッキングシートを指で押さえたままケーキ型を裏返しにして、側面にもシートを這わせて、端を内側に折り込みます。
折った線があとでガイドになるため、折った線の跡がハッキリ残るようにしっかり折ってくださいね。
外側の折り目に沿ってハサミでカットします。
カットしたら開いて、真ん中の折り目部分を、内側の折り目部分(写真の赤い線)まで、切り込みを入れます。
ケーキ型用の加工はこれで完了です!
開くとこのような形になっています。
ケーキ型の中に入れて、側面は切った部分を重ねるようにして広げて完成です!
3.スクエア型の場合
最後は、スクエア型に敷く方法です。
まず、広げたクッキングシートの上に使用するスクエア型を置き、底の形に沿って油性ペンでなぞります。
クッキングシートをひっくり返して、ペンで引いた線に合わせて内側に折り込みます。
このとき、端までしっかり折り目をつけます。
折り目をつけたら開いて、重なりになる部分に4ヶ所切れ込みを入れます。
写真の赤い線の部分です。
筆者は手持ちのスクエア型に合わせて、少し角度をつけて切り込みを入れました。
重なり部分や周りの余りすぎるところはここでカットします。
これで、スクエア型の加工が完了です!
カットしたクッキングシートをスクエア型にセットしたら完成です。
覚えておくと便利!
丸型とスクエア型はいくつかの手順を踏む必要があり、ちょっと面倒にも思いましたが、実際にやってみるととても簡単でした。
しかも、難しいと思った丸型もきちんと型に沿うようにカットできたのは驚きでした!
定規で測ったりする必要はなく、型に合わせて折って切るだけなので、何度かやっているうちに簡単に覚えられそうです。
ケーキやミートローフを作ったりする際には、ぜひこちらの方法でクッキングシートを敷いてみてくださいね。