「新聞紙」をそのまま捨てていませんか?
読み終えたら資源ごみとして捨てられる運命の新聞紙。
しかし新聞紙は、そのままごみとして捨ててしまうにはもったいないそう。じつは新聞紙を材料にして少し手を加えると優秀な燃料に変えることができるのだそう。
燃えやすくて火持ちもよいという、SNSで話題の「紙薪」を実際に作ってみたいと思います。
「新聞紙」で“紙薪”をつくる方法
材料と道具(紙薪・2個分)
・新聞紙……6面分(見開きを3枚)
・バケツ
・ラップを巻きつけたラップの芯
1.ラップの芯に、ラップを巻きつけます。
2重にしっかり巻きつけて片側の端は長めに切って内側に折り込んでおくと、作業中に剥がれたり、ズレたりする心配がありません。
2.新聞紙を細かくちぎってバケツのなかに入れます。
3.バケツに水を入れて新聞紙をほぐします。
4.新聞紙の水を絞りながら、ラップを巻いた芯にくっつけていきます。
5.形が整ったら芯から抜き取り、風通しのよいところで乾燥させます。
6.完全に乾燥するまで4~5日置いたら完成です。
季節や天候にもよりますが、中までしっかり乾燥させるのには日数がかかります。早めに作っておくと安心ですよ。
また、保存するときはジッパー付きの袋に乾燥剤といっしょに入れておくのがおすすめです。
この紙薪は高火力で火持ちもよいので、燃料が限られる災害時にも活用できるのだそう。
子どもといっしょに工作感覚で作っても楽しいですよ。いざというときの備えにも、ぜひ作ってみてくださいね。
※火気を取り扱う際は十分注意してください。