毎日使うものを洗った結果、汚水が…→「今まで顔につけてたと思うと怖い…」「ごっそり落ちてスッキリ」

家のこと

2025.04.16

洗濯研究家の平島 利恵です。「メイクブラシやスポンジのお手入れ、つい後回しにしてしまう……」という方、多いのではないでしょうか。今回は、2年間洗っていなかったスタッフのブラシを実際に洗ってみた様子と、正しいお手入れ方法をご紹介します。

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毎日使っているメイクブラシを洗ってみると……

「2年間一度も洗ったことがない」と話すスタッフのブラシを洗ってみると……化粧品が溶けだし、濁った汚水が。思わず「うわっ」と声が出るほどでした。

メイクブラシやスポンジには、ファンデーション、皮脂、汗などが蓄積しています。それらが酸化することで雑菌が繁殖し、肌荒れやニキビの原因になります。どんなに丁寧にスキンケアをしていても、汚れた道具を使っていては台無しです。

 

肌荒れ・化粧品劣化の原因にも

肌荒れ・化粧品劣化の原因にも

さらに、汚れたメイク道具を使い続けることで、化粧ノリが悪くなったり、化粧品自体が劣化したりするリスクも。肌にもコスメにも負担がかかるのです。

例えば、ファンデーションやチークを使っているうちに、表面が固まって粉が取りにくくなった経験はありませんか? これは「ケーキング」と呼ばれる現象で、汚れたブラシに含まれる皮脂や水分がパウダーに移ってしまうことで起こります。

ケーキングが起きると、粉がムラ付きしやすくなり、発色や仕上がりも悪くなります。せっかくのコスメがもったいないですよね。だからこそ、ブラシやスポンジを清潔に保つことが大切です。

洗い方は簡単3ステップ!

STEP1:濡らす前に洗剤を塗布

濡らす前に洗剤を塗布

乾いたブラシやスポンジに、メイクブラシ用洗剤を塗布し、優しく揉みこみます。

STEP2:しっかりすすぐ

しっかりすすぐあっという間に真っ白に!

水かぬるま湯を入れ、泡が出なくなるまですすぎます。汚れがひどい場合は水を何度か入れ替えましょう。

STEP3:タオルドライ+陰干し

水気をタオルで取り、形を整えて風通しのよい場所でしっかり乾かします。

乾かし方

お手入れの頻度は?

メイクブラシは頻繁に洗いすぎても劣化を招きますが、お肌や化粧品に使うものと考えると、清潔に保つことが大切です。
パウダーに使う化粧ブラシは、3~4日に1回、筆先の汚れが目立ったり、粉のつきが悪くなった時に洗いましょう。
コンシーラーやリップなど、油分の多い化粧品に使うものは、毎回洗うのが理想です。
汚れが蓄積する前に洗うことで、手間や時間をかけなくても、簡単に汚れを落とせます。

もっと詳しく動画で見る

詳しい洗い方は、こちらの動画をご覧ください。

 

定期的なお手入れで、メイク道具もお肌も清潔に。今日から習慣にしてみませんか?

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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