割れた卵を簡単&きれいに掃除する方法
お弁当づくりや夕食準備、お菓子作りにも大活躍の卵。でも、冷蔵庫から取り出すときに手がすべって床に落ちてしまった……という経験はありませんか? 筆者も忙しい朝や疲れている夕方に、「うっかり割ってしまった!」ことがあります。
問題は、その後の掃除です。キッチンペーパーやふきんで拭こうとしても、とろみが強くてなかなか取りのぞくことができないんですよね。
じつは、塩を使うと簡単にきれいになるのだとか。そこで実際に試してみました!
※今回は、木製のお盆の上で試してみましたが、フローリングやタイルの床でも同様に使えますよ。
(1)卵の上に塩をふりかける
割れた卵の上に、たっぷりの塩を振りかけます。卵が隠れるくらい、大さじ2杯~3杯程度をかけてください。
(2)そのまま10分ほど放置
割れた卵に塩をたっぷり振りかけたら、そのまま10分ほど放置します。
※すぐに拭かないのがポイントです!
(3)固まった卵を取りのぞく
塩を振りかけて10分経つと卵がジェル状に固まります。それをヘラやフライ返しなどで取りのぞいてください。
塩で固めたことで、ほとんどの生卵を簡単に取りのぞくことができました!
(4)水で湿らせたふきんで拭き取る
最後に、水で湿らせたふきんでやさしく拭き取ると、においもベタつきも残りません。よりしっかり落としたい場合は、中性洗剤を含ませたふきんで拭いた後、水拭きで仕上げるのもおすすめです。
【注意】カーペットや絨毯に落としたときは?
塩を使った掃除はとても便利なのですが、この方法が使えるのは床(フローリングやタイル)などの固い素材の場合です。もし絨毯やカーペットの上で卵が割れてしまった場合は、塩をかけると繊維ごと固まってしまい、かえって掃除しづらくなってしまいます。そんなときは、中性洗剤を含ませた布で軽く叩くように拭き取ってから水拭きをし、乾いたタオルで吸い取りましょう。
しっかり固めるには“塩の量”がカギ
卵のベタつきの原因は、タンパク質。塩にはそのタンパク質を固める働きがあるため、固まって掃除がしやすくなるんです。掃除もしやすく、におい残りも無しでスッキリします。
ただし、塩の量が少ないと効果が薄れてしまうので、卵全体をしっかり覆う量(大さじ2〜3杯)を使うことがポイントです。もし、生卵を落として割ってしまった場合は試してみてくださいね!