がんばってるのに逆効果かも…。「トイレ掃除」の“NG行為3つ”

家のこと

2025.08.02

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。トイレ掃除はしっかりやっているつもりでも、実はやり方を間違えると、かえって菌を広げてしまうことも。そこで今回は、ついやってしまいがちな「トイレ掃除のNG行動」と、その解決法を3つご紹介します。

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NG⒈ いきなりウェットシートで拭いている

ウェットシートを取り出す

便座や床などを掃除するとき、最初からトイレ用のウェットシートで拭いていませんか? 実はこれ、ホコリやチリを湿らせて広げてしまい、逆に汚れを広げる原因になることも。

トイレ用にハンディモップを置いている

掃除の基本は、「乾拭きから水拭き」。まず乾いたクロスやハンディモップでホコリを取り除いてから、ウェットシートを使うと、より清潔に仕上がります。トイレ専用のハンディワイパーを常備しておくと、壁や床、便座まわりまで手軽に使えて便利ですよ。

◆毎日やりたいトイレの掃除術も読む:超かんたん!「トイレの菌」を一掃!

NG⒉ トイレの床を「奥から手前」に拭いている

床掃除は手前から拭く

掃除の基本は「奥から手前に拭く」のが鉄則ですが、トイレの床に限っては“逆”が正解です。というのも、便器まわりや出入り口付近など、床の手前側は尿の飛び散りや雑菌がたまりやすい場所だから。そのため、正しい拭き方は「手前から奥へ」。汚れの多い場所を先にきれいにすることで、菌の広がりを防ぎながら、効率よく掃除ができます。

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NG⒊ トイレ用洗剤を複数同時に使っている

塩素系洗剤と酸性洗剤は同時使用NG

「しっかり汚れを落としたい」と、酸性洗剤(クエン酸など)と塩素系洗剤(「まぜるな危険」と書かれているもの)を同時に使っていませんか? 実はこれ、とても危険な組み合わせなんです。酸性と塩素系が混ざると、有毒なガスが発生する恐れがあり、健康を害するリスクがあります。洗剤は必ず単体で使うのが基本。どうしても別の洗剤を使いたい場合は、十分に水で流し、時間を置いてから使うようにしましょう。

正しい手順で、トイレ掃除はもっと効果的に

ついやってしまいがちなトイレ掃除のNG行動も、少し手順を見直すだけで、汚れの落ち方が変わり、掃除の効果がぐんとアップします。ポイントは、「拭く順番」や「洗剤の使い方」といった基本を正しく押さえること。無駄な手間を減らしながら、より効率よく、衛生的に掃除できるようになりますよ。毎日使う場所だからこそ、ちょっとした工夫で快適さが続きます。ぜひ次の掃除から、実践してみてくださいね。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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