ベランダに溜まった汚れがきれいに取れない……
ベランダは外気にさらされているため、気づかないうちに砂やちりが積もりやすい場所です。風で運ばれた細かなごみや砂ぼこりが床の溝や角に入り込み、ほうきで掃いても舞い上がったり、ブラシでこすっても取りきれなかったりと、掃除をしても思うようにきれいにならないこともしばしば。
床の隅や手すりの下などにも汚れが付着しがちで、こまめに掃除をしていても、気を抜くとすぐに汚れが目立ってしまうことも多いです。
そこで今回は、ベランダに溜まった細かな汚れやごみを一掃する裏ワザを試してみました。
ベランダに溜まった汚れをきれいに取る方法
濡らした新聞紙をくしゃくしゃにして置くだけ
ベランダに積もった砂ぼこりや細かいごみを掃除するときは、濡らした新聞紙を活用すると効果的です。
濡らした新聞紙をある程度小さくちぎってからくしゃくしゃに丸めて、汚れが気になる部分に置いておきます。こうすると、新聞紙が細かいほこりや砂をしっかり絡め取ってくれます。
ポイントは、新聞紙をびしょびしょに濡らさず、あくまで軽く湿った状態で使用すること。水分が多すぎると新聞紙がベランダの床にぴったり張りついてしまい、逆に片づけにくくなるため注意しましょう。
最後は、新聞紙を一か所に集めてからまとめて捨てるだけ。この方法なら、掃除がしにくい細かい砂ぼこりも短時間で一掃できます。特別な道具を買わなくても、家にあるものでエコに掃除できるのが嬉しいポイントです。
新聞紙を使ってベランダ掃除をする際の注意点
濡れた状態の新聞紙は、インクが溶け出して手やベランダの床に付着する可能性があります。特に白っぽい床材やタイルの目地はインクが残ることもあるため、気になる方は目立たない場所で試してから使うと安心です。インクが手に付くことでまれに手荒れの原因となることもあるので、使い捨て手袋の着用をおすすめします。
また、新聞紙は水を含むと滑りやすくなることがあるので、掃除の際は足元に注意してください。