塩素系漂白剤は卒業! SNSで人気の酸素系漂白剤「オキシクリーン」は子供にも安心
水筒やベビーマグなどは深さがあるので、とっても洗いにくい。専用の柄がついたスポンジなら、中までしっかり洗えるので安心。このスポンジは必須です。でも飲み口部分やストローは細かいパーツなので、普通のスポンジではきれいに洗えません。
私は綿棒をストロー内に入れて掃除したりもしますが、毎日それをするのは面倒。でもちょっとサボると、ストロー内に汚れがたまっているのが目に見えるので、とっても不快だし、何より衛生的ではありません。
そこでどうやって細かいパーツを掃除をするかというと、漬け置きです。漬け置きというとハイターなどの塩素系漂白剤を使う人も多いかもしれませんが、子供が使うものですし、塩素系漂白剤はちょっと不安。なので、漬け置きには酸素系漂白剤を使います。いろいろな商品が出ていますが、我が家が最近使っているのは、SNSなどお掃除好きの人達に愛用されているアメリカ発の酸素系漂白剤「オキシクリーン」です。
万能な洗剤「オキシクリーン」とは?使い方は?
オキシクリーンとは、酸素系漂白剤です。
主成分は、過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エトキシレート)、炭酸ナトリウム、洗浄補助剤で、柔軟剤が含まれているものもあります。
※アメリカ製の場合です。日本製には界面活性剤は含まれません
オキシクリーンは、酸素の泡の力で汚れを浮き出させて引き離し、洗浄する洗剤です。すべての色素を漂白する塩素系漂白剤とは違い、汚れのみを洗浄するため、色柄物にも使用できる点がポイント。そのため、衣類などの洗濯をはじめ、キッチンやお風呂場、トイレなど家中の掃除にまで多目的に使用できる万能な洗剤なのです。
また、酸素の泡の力で隅々まで洗浄できることから、においの元となる汚れを取り除き、スッキリとしたさわやかな匂いにする消臭効果も発揮します。
◼︎オキシクリーンの基本的な使用方法
1. 40〜60度のお湯にオキシクリーンを投入し、かき混ぜてよく溶かす
2. 20分以上、6時間以内のつけおきをする
◼︎高い効果を得るための注意点
・酸素系漂白剤の効果が発揮できる温度が40〜60度なので、より高い効果を得るために守ってください。洗浄するアイテムにより、高温にしすぎないほうがいい場合もあります
・オキシクリーンはよくかき混ぜて完全に溶かしきってください
・つけおき時間は、アイテムや汚れ具合によって異なりますが、6時間以上経過すると効果を発揮しなくなります。オキシクリーン液のつくりおきは不可です
・素手でオキシクリーン液に触れると手荒れをおこすこともあるため、ゴム手袋などを使用してください
・ご紹介しているオキシクリーンの分量やつけおき時間はあくまでも目安です。自己責任のもと、汚れ具合によって調節してください
ストローマグの細かいパーツも、中までピカピカに!
今回使用したのは日本製のオキシクリーン 500g(ボトルタイプ)です。
オキシクリーンは他の酸素系漂白剤と使い方は一緒。ボトルの表記を参考にしながら用途に合わせた濃度にして、漬け置きをしたり、汚れのひどい部分に塗ったりして使います。
わたしは片手鍋にぬるま湯を1~2リットル入れて、キャップのだいたい半分くらいのオキシクリーンを入れています。溶けきらないと効果も半減なので、入れておしまいではなく、しっかり溶けるまで混ぜてくださいね。
我が家ではストローマグのパーツを漬け置きする時は、いつもちょっと汚れの目立つ鍋を使っています。そうすると、ついでに鍋もピカピカに! 夕飯の洗い物を終えてから、マグのパーツや、タッパのフタのゴム部分、スタイ(よだれかけ)、コップなどの食器をまとめていれちゃえば掃除もラクチン。なんてったって漬けておくだけですから。水洗いするだけよりも、気持ち的にもサッパリします。
漬け置きした後は、しっかりと水ですすいでくださいね。
これで茶シブや黒ずみなどもスッキリです。
ニオイもなく、色抜けもないので、とっても重宝。今では塩素系漂白剤は全く使わなくなりました。
マグや水筒は毎日しっかり洗って、乾かさないと雑菌がどんどん繁殖します。基本はスポンジ洗いでも、数日に1回はストロー部分のオキシ漬けをして、清潔に保ってあげましょうね。
オキシクリーンは、コストコで発売されてブームに火が付きましたが、今はコストコに行かずとも、様々なネットショップでも手軽に買えます。サイズは日本向け商品だと、500gのボトルタイプと、1500gのバケツタイプがあるので、まずはじめは500gから試してみるのがおすすめです。
ストローマグだけでなく、ベビー服や肌着のミルク汚れなどにもぜひオキシクリーンを活用してくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。