STEP1 落ち着いて振り返る
「最後に使った(見た)のは、いつ?どこで?」
実際に家の中を歩いてみるとそれまでの行動を思い出しやすいです。使ってから時間が経っていると思い出せないこともあると思います。その時は一緒に使った物や人、何かしら関連することを思い出してみましょう。
STEP2 ありそうな場所を探す
それまでの行動から見つかる可能性の高い場所を慎重に探しましょう。普段ポイっと置きがちな場所や物が溜まりやすい引き出しやボックスはありませんか?そのあたりも重点的に探します。
STEP3 ありそうもない場所も探す
トイレや傘立て、あらゆる服やバッグのポケット、車の中など、え?そこ?という箇所を一通り確認します。家中を見渡して、ここには無いというエリアを増やしていきましょう。棚やラックの下、テレビの後ろ、あらゆる隙間も要注意です。ごみ箱や排水口ネットに落ちていませんか?実はうっかり冷蔵庫の中にあったという話も聞きます。雑巾片手に拭き掃除をしながら、物陰をチェックしていくという手段もありです。
また、この段階で念のため周囲にも確認しておきましょう。家族、とくにお子さんが場所を知っていることがあります。親の行動をさりげなく見ていたり、遊びに使って移動させていたり…。子どもの記憶力、あなどれません。
STEP4 イライラしてきたら一旦探すのを止める
誰しも経験があると思いますが、ずっと探しているのに見つからなくてイライラ…。集中力が落ち、続けても見つからないという負のループに入ってしまいます。そんなときは、一旦諦めて、お茶を飲んだり、一晩寝たりして、気持ちをリセットした上で再挑戦してみましょう
STEP5 全部出してみる。そして物を減らす。
これまでは開けて眺める、ガサゴソと物をかき分ける程度だったと思いますが、最終的には全部物を出しましょう。明らかに不要なものを捨てて、再度収納していきます。この時、まとめて入れるのでなく、一つずつ入れていくのがポイントです。我が家では、1枚のカードを探すために引き出しやボックスを全て出してみたら、別の店舗のカード登録用紙の粘着部にくっついていたなんてこともありました。
探し物はもう懲り懲り!紛失防止のために出来ること
頻回に失くしがちな鍵、スマホ、各種リモコン、財布など。これらは定位置を決める。これだけで見失う頻度は激減します。家族で共有、習慣化するまではラベルを貼っておくことをお勧めします。
なにかと探しがちな書類の場合、予定を確認把握するだけならスマホで写真を撮っておくと取り出す手間がありません。一定期間保管が必要なら、家中の書類はここを探せば見つかるという場所に集約します。さらに保管の期間別に分けておくと増えすぎ防止になります。
「人生に無駄はない」という言葉がある通り、何かを失くしたという出来事はきっと無駄ではありません。探し物で大変な思いをしたら、じゃあこうしよう!と前向きな行動に繋がることもあります。とはいえ、人生で探し物にかける時間が思ったより多いのも事実。1日たった5分ずつでも年間1825分、30時間以上も費やしていることになるのです。時間とお金を大切にしたい方は、ぜひ収納と習慣を見直してみてはいかがでしょうか。