カーテンは意外と汚れている……
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
カーテンは一見汚れていないように見えますが、花粉やPM2.5、カビ胞子、ほこり、部屋のニオイが吸着しています。カーテンを洗うとなると大きくて大変……と思われがちですが、実はちょっとしたコツで楽にお手入れすることができるんです。
今回は「カーテンを楽にお手入れできる洗濯方法」をご紹介します。
カーテンの洗濯術
まずはカーテンの洗濯表示を確認。カーテンの種類によって洗濯機で洗うことが不向きの場合があります。その場合はクリーニング店へ持ち込む方が安心です。今回は自宅の洗濯機で洗えるカーテンの手順をお伝えします。
手順1 カーテンを取り外す
カーテンはフックごと取り外します。カーテンからフックを一本一本取り外すのは量もあるし大変ですよね。でもおうちのフックがプラスチック系であればそのまま洗うことができます。
手順2 カーテンを洗濯ネットに入れる
フックのついた上部を内側に2回ほど折り込みます。
カーテン全体を端から横向きにジャバラ折りにたたみます。
フック部分をヘアゴムなどを使って軽くしばります。
カーテンの大きさにほどよくあう洗濯ネットへ入れます。もし、洗濯ネットが大きい場合は、カーテンの大きさに合わせてゴムでしばって調節すると型くずれを防止できますよ。
手順3 洗濯機を使って洗う
洗濯機のおすすめの設定は「水流は弱」「水の量は最大」です。また、型くずれやシワ予防のため「脱水は1分」にされることをおすすめします。
使う洗剤は「おしゃれ着洗い用」がおすすめ。エマールなどおしゃれ着洗剤用だとより風合いを損ねることなく仕上げることができます。また汚れのひどい場合は「漂白剤」を。シワや静電気を防止するために「柔軟剤」を使うと香りも良く、よりしなやかになりますよ。
*漂白剤を使用する場合は、使えるかどうか「洗濯表示」をよく確認してご使用ください。
手順4 カーテンレールに戻す
洗濯機で洗い終えたら、カーテンレールへ戻して自然乾燥をします。水分の重さで下へ重力が伴い、型が自然と整います。
より早く乾かしたい場合、エアコンの除湿を使うか扇風機をあてるといいですよ。
今こそカーテンを洗うのにおすすめな季節
フックは内側に折り返し洗濯ネットへ入れれば、そのまま洗濯は可能。洗濯機のちょっとした設定でシワや静電気を防止できる。洗い終えたらすぐにカーテンレールへ戻すだけ。思ったより簡単に感じませんか?
12月に入ると寒さが増し、何かと忙しくなりますよね。11月の秋晴れがチャンス。ぜひ手軽なカーテン洗濯法を試してみて下さいね。