「メラミンスポンジ」の意外と知らない“正しい使い方”と“意外な活用術”

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 「メラミンスポンジ」の意外と知らない“正しい使い方”と“意外な活用術”

2022.11.23

真っ白の四角いメラミンスポンジ。100円ショップでもよく見かけ、水だけでキレイになると有名なスポンジですよね。でも使い方によっては逆に傷つけてしまうことも……。今回は「メラミンスポンジの正しい使い方」や「意外な活用法」をご紹介します。きっと大掃除に活躍するはずですよ。

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メラミンスポンジとは?

メラミンスポンジ

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。

みなさんが普段何気なく使っている”メラミンスポンジ”。価格も安く100円ショップなどで買え、キレイにする効果も高い。とても便利な掃除アイテムですよね。

メラミンスポンジはメラミン樹脂が固い網目状になってできています。その固くて細かい網目が汚れに絡みつき、素材から汚れを剥がして取るという仕組みです。食器洗い用スポンジはゴシゴシ洗っても傷つくことはありませんが、メラミンスポンジはその素材による研磨作用によって傷つく恐れがあります

今回は「正しいメラミンスポンジの使い方」とともに、「メラミンスポンジを使った意外な活用法」もご紹介します。

メラミンスポンジの正しい使い方

メラミンスポンジ開封したもの

メラミンスポンジは研磨作用があり、洗剤不要で固くてツルツルした場所の掃除が得意。水垢、油汚れ、黄ばみや黒ずみ、こびりついた土や泥汚れなどに使えます。

水を含ませる

使い方の重要ポイントは「たっぷり水を含ませてから使用すること」強く絞らず、水を多く含ませた状態で使用します。水分が少ないと研磨作用が強くなり、削り過ぎてしまう場合があります。こするときもゴシゴシと力を入れず、素材を傷つけないよう軽くこするようにしましょう。

メラミンスポンジは「研磨作用」があるため、以下の場所には向いていません。

  • コーティング加工されたもの(洗面台、浴槽など)
  • 鏡面加工がされたもの(テーブルの天板、冷蔵庫、収納棚の扉など)
  • くもり止め加工されたもの(浴室の鏡など)
  • フローリングの床

コーティング加工されたものは傷つくためNG。洗面台や浴槽などコーティングされている場合がありますので、ご自宅のものがどうか確認が必要です。フローリングの床はメラミンスポンジを使うことでワックスが剥がれてしまいます。もし、使って良いかわからない場合は目立たない場所で確かめてから行うことをおすすめします。

メラミンスポンジの意外な活用法

メラミンスポンジ3

使い方をマスターすれば、メラミンスポンジはお掃除に大活躍します。便利なメラミンスポンジを活用した2つの方法をご紹介します。

1.瓶についたなかなか剥がれないラベル

ラベルが剥がれない瓶

瓶についたラベル。剥がしたいのになかなかキレイに取れず困ったことはありませんか?そんなラベルもメラミンスポンジを使うとキレイに剥がれるんです。

濡らす

まずは瓶のラベル部分をしっかり濡らし、水を含ませます。

メラミンスポンジでこする

メラミンスポンジもたっぷり水を含ませて、くるくると軽くこすります。

ラベルが剥がれた後

そうするとラベルがキレイに剥がれますよ。

2.照明スイッチについたしつこい手垢汚れが取れる

汚れたスイッチ

部屋の電気をつける「照明のスイッチ」。ここは手垢汚れがつきやすく、だんだんと積み重なりしつこい汚れに変化しやすい場所。

セスキスプレー

手垢汚れが落ちやすいようにアルカリ性洗剤(重曹水、セスキ水、アルカリ電解水など)を染み込ませてこすってみましょう。照明のスイッチは水が入ると故障の原因となります。洗剤を直接照明のスイッチにかけないように注意してくださいね。

キレイになったスイッチ

汚れが取れて、明るくなりました。

メラミンスポンジは大掃除に活躍するはず

メラミンスポンジおすすめ

メラミンスポンジは正しい使い方をすれば、汚れをごっそり落としてくれる頼もしい掃除アイテムです。土汚れがついた玄関のたたき掃除に、しつこい油汚れがついた五徳に、食器についた黄ばみや茶渋汚れに。年末の大掃除に活躍してくれるはずですよ。

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