「掃除機」のヘッドに複雑に絡んだ“髪の毛や糸くず”がスルッと取れる意外なアイテム「吸い込みが復活!」

家のこと

2025.11.04

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。掃除機の吸い込みが弱くなったと感じたことはありませんか? もしかすると原因は、ヘッドのローラー部分に絡まった髪の毛や糸くずかもしれません。放っておくと回転が悪くなり、ゴミを吸い残しやすくなります。そこで今回は、おうちにある意外な道具を使って、絡まった毛をスルッと取る方法をご紹介します。

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「裁縫用リッパー」を活用

裁縫用リッパー

掃除機のローラーに髪の毛が絡みついて、引っ張ってもなかなか取れないことはありませんか? 無理に引っ張ると途中で切れてしまったり、細い毛が残ってしまったりすることもあります。

そんなときに役立つのが、裁縫道具の「リッパー」です。本来は糸をほどくための道具ですが、先端に小さな刃が付いているため、ローラーに巻きついた髪の毛をスッと切り離すことができます。コンパクトでローラーの細かい部分にも入りやすいので、髪の毛を残さずきれいに取り除けますよ。

掃除機ヘッドの毛絡みをスッキリ落とす掃除法

お手入れに使うもの

掃除に使うもの一覧

  • リッパー(裁縫用)
  • ブラシ
  • ティッシュまたは乾いた布
  • (必要に応じて)手袋

手順⒈ 掃除機ヘッドを取り外す

ヘッドを外し、ローラーを取り出す

掃除機の電源を切ってから、ヘッド部分を本体から外します。ローラーが見える状態にして、からまった髪の毛やホコリの量を確認しましょう。

手順⒉ リッパーで髪の毛をカットする

リッパーで髪の毛をカットする

リッパーの先端を絡みついた毛の束に軽く差し込み、ゆっくりとカットします。刃先が小さいため、ローラーを傷つけずに髪の毛を取り除けます。無理に引っ張らず、少しずつ丁寧にカットするときれいに仕上がります。

※リッパーで切るのは毛や糸くずなど柔らかい繊維のみにとどめ、ブラシやベルト部分を傷つけないよう注意してください。

手順⒊ ホコリやゴミを取り除く

ティッシュでホコリを拭き取る

カットした毛をやさしく取り除きます。ブラシやティッシュで表面のホコリを拭き取ると、仕上がりがよりきれいになります。

手順⒋ 元に戻してローラーの回転を確認する

ローラーをもとに戻す

ヘッドを元に戻し、ローラーが回るかを確認します。スムーズに動けばお手入れ完了です。

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注意事項

  • リッパーは刃物のため、手袋を着用し指を切らないよう注意してください。
  • メーカーや機種によって取り扱い方が異なる場合があります。作業前に取扱説明書を読み、分解や清掃が可能かどうかを事前にチェックしてください。
  • 毛やホコリを取り除く際は、ホコリが舞いやすいため換気を行い、気になる場合はマスクを着用してください。
  • この方法はメーカー公式推奨ではありません。使用は自己責任で行ってください。

こまめなお手入れで吸引力をキープしよう

ビフォーアフター

掃除機の吸い込みが悪いと感じたときは、まずヘッドのローラーをチェックしてみましょう。髪の毛やホコリを取り除くだけでも、動きが軽くなり吸引力が戻ることが多いです。そして裁縫道具のリッパーを使えば、細かい毛も短時間できれいにカットできるのでおすすめです。

日頃から月に1回ほどのペースでメンテナンスしておくと、掃除機を長く快適に使い続けられます。この機会に、おうちの掃除機ヘッドをチェックしてみてくださいね。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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