学童保育での預かりは3年生まで!?
自治体によっても異なりますが、筆者の住んでいる地域では学童保育での預かりは小学校3年生まで。つまり小学校3年生の3月末で全員が退所しなければなりません。そこでこの小4の壁というワードをよく聞くのかもしれませんね。
しかし、どうやら隣の区では小学校6年生まで学童保育(実際の名称は異なりますが)に通うことが出来るようです。正直「羨ましいなぁ。」と思いましたが、実際にその地域に住んでいる先輩ママに話を聞くと、4年生以降そこに通う子供は少ないそうです。
理由としては、
●子供同士で自由に遊ぶようになる。
●習い事や塾で忙しくなる。
などがあるようです。
いずれにしても放課後に「毎日決まった場所で過ごす」という事が少なくなるようです。
頭を悩ます「子供の居場所」の確保・・・
そうなってくるとやはり心配なのは、「放課後の子供の居場所」です。共働き家庭で家に誰もいないとなると、毎日決まった場所で過ごしてくれる方が親は安心です。
また、塾や習い事など、大人の目が届く場所にいてくれる安心感は何物にも代え難いですよね。
しかし小学校4年生ともなると、何でも親の言う通りに動いてくれるわけではありません。きちんと自我を持ち自分がどうしたいかという希望も親に訴えてきます。
それ自体は成長の証でとても喜ばしい事で当たり前の事ですが、親としては線引きが難しいところです。
なんといっても、「安全」が第一ですし、このご時世、心配事が多いのも確かです。
「退職」を選択するママも・・・。
そんな事を考えていると結局「母親が家にいるのが1番ではないか」と考えてしまいます。
小1の壁と同じパターンです。(笑)
実は先日、それまでバリバリのキャリアウーマンだった方がお子さんが4年生になるタイミングで15年程勤めた会社を退職されました。
その方が仰っていたのは、「このタイミングで子供の近くにいないと一生後悔すると思った。」という決意でした。
単純に子供の居場所の確保という問題だけでなく、小学校4年生以降は学校の勉強も難しくなりますし、また思春期に差し掛かる時期でもあり、子供の近くで成長を見守りたいという思いがあるようでした。
その話を聞いて、なんだかとても考えさせられました・・・。
我が家が考えた解決策とは!?
とは言っても、我が家は今のところ共働きを辞めるという選択肢はありません。
しかし小学校4年生以降は今まで通りにはいかないという事も頭の片隅に入れて過ごそうと思いました。
それまで、塾に通わせる気はさらさら無かったのですが、いくつか体験授業を受けさせてみると意外と子供も楽しそうだったので、考え直してみたり、子供が以前からやりたがっていた習い事を始めてみたり・・・時間とお金の制約はありますができる範囲で子供の居場所を確保してあげようと思っています。
また、休日に子供だけで遊ぶ事も増えてきたので、親子でルールを再確認したり、なるべく我が家に来てもらってお友達の顔と名前を一致させたり、保護者会で積極的に声をかけてよく遊んでもらっている子のママさんと連絡先を交換する、など地味に動いています。(笑)
また、勉強面においても普段はなかなか時間がなくて難しいのですが冬休みに母お手製の漢字ドリルを作って子供に渡してみました。
そのドリルを喜んでやっている姿を見て、まだまだ素直なこの時期(笑)に、できる範囲で子供のサポートをしてあげることはとても大切だと実感しました。
いかがでしたか?
待機児童の問題や職員配置に関する問題、また自治体による学童の質のバラツキ…など、色々と問題はあるかもしれませんが、まずは何とか子供が安心して過ごせる場所を提供してあげたいですね。
「退職」という選択肢ももちろん1つの選択肢だと思いますし、それぞれ家庭で話し合う事が1番大切ですね。
何が子供にとって1番良い選択なのかは正直分かりません…。でも家族で協力してこの壁を乗り越えられたら良いですね。
そして少しでも働くママやパパが安心して子供を預けられる場所が増えることを願います!!
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