料金はいくらになるの？
値上げされるのは上記の料金。
一律1人当たり100円の値上げのようです。
なぜ値上げされてしまうの？
正直映画の値段が上がるのは、筆者も困ります。でも映画料金をあげるにあたって、TOHOシネマズ株式会社が発表しているHPを見ると、理由も理解できます。
弊社では、デジタル映写機や自動券売機等の導入による運営の効率化を図るとともに、映画をより多くのお客様にお届けし楽しんでいただくために新規出店や鑑賞環境の改善などに努めて参りました。 しかしながら、アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担増により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断し、鑑賞料金を改定させていただきます。出典：www.tohotheater.jp
映画を見るというのは、日常とかけ離れた大スクリーンで、映像や音をリアルに感じながら見られるという点。そう考えると、筆者を含め、世の中の皆さんはデジタルに慣れてきていて、映画を見る側のレベルもかなり上がってきています。
映画館も高いレベルのものを提供しなければいけないんですよね。というか、それ以上のレベルを映画を見る側も絶対求めてしまいますよね。
今まで企業努力でここまで頑張ってくれていたことに感謝しつつ、筆者は、今まで以上に映画にいくときには、しっかりその分を目に焼き付けて、楽しみたいと思いました(貧乏性でごめんなさい…)。
値上げは、すべての料金が適用されるの？
今回通常の料金や一定のキャンペーンの料金は値上げになるようです。でも、大学・高校・中学・小学生、幼児、レイトショー、障がい者割引の鑑賞料金の改定はそのまま据え置き。そして、年に1度、12月1日『映画の日』は現行料金の1000円だそうです。
そういえば消費税増税もあった！
今回の値上げで1人当たり100円の値上げは、2019年6月1日から開始です。
ですが、この時期に値上げを行うということは、もしかしたら消費税増税が行われる予定の10月には値上げがないような気がします。(あくまで筆者の推測ですが)
実は映画鑑賞料金は、完全なる内税になっているのです。
これは消費税が、あらかじめ含まれている料金ということ。
現在は1800円として計算してみると・・・
【消費税8％の場合】
1800円÷1.08 ＝ 約1666円(税別)
1900円÷1.08 ＝ 約1759円(税別)
【消費税10％の場合】
1900円÷1.1 ＝ 約1727円(税別)
【実質消費税10％増税後と比較するといくら値上げ？】
1727円 - 1666円 ＝ 61円
こうやって考えてみると、消費税があがる10月以降は、映画館の鑑賞代として実質は、たった61円の値上げなんですね。
いろいろと値段が上がることが想定される今年度。筆者も値段が上がることはちょっと辛いけど、たまに見る映画はその分楽しんでいきたいと思います！
いかがでしたか？
今のレベルを維持するため、そして継続してユーザーへ映画を提供するために決めたであろう映画館鑑賞料の値上げ。値上げはしないに越したことはありません。でも色々な値段等が上がってきている今、筆者はこの値上げを歓迎はしませんが受け入れたいと思います。これからも、楽しい映画を見られるように、期待したいと思います。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
