おさがりを気持ちよく譲りたい! ママ友へおさがりを譲る際のマナー

家族・人間関係

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 おさがりを気持ちよく譲りたい! ママ友へおさがりを譲る際のマナー

2019.04.25

子どもの成長とともに増え続ける“サイズアウトした子ども服”、皆さんはどうしていますか? ママ友の子どもに「おさがりとして譲る」という人も多いのではないでしょうか。

でもいざおさがりをあげたいと思ったとき、相手のママは喜んでくれるだろうか? などと考えてしまうことがありますよね。おさがりがママ友にとって不要だった場合は、迷惑になってしまう可能性もあります。おさがりを気持ちよく譲るには何に気をつけたら良いのでしょうか? おさがりを渡す際のマナーを、いくつかご紹介したいと思います。

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気軽に相手のママ友に聞いてみる

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まず気をつけたいのは、おさがりを「おしつけない」こと。おさがりをもらってうれしい人もいれば、困る人もいます。他からもたくさんおさがりをもらうのでこれ以上は要らない、という人も少なくありません。特に、好みがハッキリしているママや、お気に入りブランドがあるママには、おさがりをあげる行為が逆に迷惑に思われてしまう可能性もあるでしょう。こちらから「着られなくなった服があるんだけど、欲しかったら言ってね」と伝え、相手に判断を委ねると親切ですね。

おさがりを渡す前に広げてチェック!

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子ども服の素材や保管期間によっては、劣化が進んでしまっている場合もあります。せっかくおさがりをあげても使えなかったら残念ですよね。筆者は以前、親戚の子どもにおさがりの食事用エプロンをあげたのですが、裏地の劣化に気づかずに渡してしまい、恥ずかしい思いをしました。こういう失敗を避けるためにも、おさがりを渡す前に広げて、どのような状態なのかを一通り確認しておくと安心ですね。

洗えるものは洗ってから渡すひと手間を

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特に保管期間が長くなった服に関しては、渡す前に、一度、洗うことをおススメします。靴などは、軽く汚れを落としてから渡すと喜ばれると思います。新しいものではなくても、きちんと保管されたり手入れされたりしていたことが伝わると相手はうれしいもの。清潔さを心がけたいですね。

状態の良いものばかりじゃなくてもいい

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基本的に、おさがりは状態の良いものを渡す方が喜ばれることが多いと思います。しかし、場合によってはシミのあるおさがりの服が活躍することも。筆者のママ友が家に遊びに来たとき、ママ友の子どもが服を汚してしまったのですが、シミのある服を着替えとして渡し「返さなくていいからね!」と、惜しみなく言えました。

特に乳児期はミルクを吐いたりオムツが漏れたりとたくさんの着替えが必要です。また、幼児期にも、お砂場遊びやお絵描き、粘土遊びのときに、汚れても構わない服があると助かるというママもいます。汚れや傷のあるおさがりの場合、服の状態を正直に伝えたうえで、使うかどうかママ友に尋ねてみると良いですね。

渡すときには「きちんとたたむ」心遣いを

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あげるものはキレイにたたみ、紙袋に入れて渡すとスマートです。段ボールやゴミ袋に詰めて丸ごと渡す、という人もいると思いますが、雑に詰め込まれた物からは「あなただから、あげたい」という大事な気持ちが伝わらないかもしれません。

一度にたくさんの物を渡すときには、もらう側も段ボールの方が管理しやすくありがたい場合もあります。しかしその場合でも一枚づつキレイにたたみ、季節ごとに分けて入れるなどの気遣いがあると、ママ友に「うちの子の思い出の服を、ぜひあなたの子どもに使ってほしい」という気持ちが伝わるのではないでしょうか。

あげたものは「相手のもの」と割り切る

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自分がお気に入りだったものをあげた場合、あげた先で活用してもらえているのか、つい気になってしまうこともあります。ですが、あげたものを気にすることは、あげた側にとっても、もらった側にとっても、息苦しいものです。一度自分の手を離れたものは、もらった人の持ちもの。「あれ使ってくれてる?」なんて聞いたりせずに、あげたことを忘れているぐらいが、お互いが気分良くいられる秘訣かもしれません。

おさがりの習慣は何だかあたたかい

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おさがりを気持ちよく譲るためには、「自分だったらこれをもらったらうれしいか?」という視点と同時に、直接相手に聞くというひと手間が必要です。逆に、聞くのは抵抗があると思うような間柄のママ友には、おさがりをあげないという選択をした方が良いかもしれませんね。

おさがりを譲る際にはちょっとした気遣いが必要にはなります。それでもやはり、うちの子が気に入っていたこの服を、あの子も喜んで着てくれたら……と想像するとうれしいものですよね。温かい気持ちになれるおさがり、ママ同士も心地よくやりとり出来ると素敵ですね!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てしながらライターをしています。夫の影響でアウトドア好きになり、今ではキャンプ歴も20年に!キャンプに関する情報や生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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